#196 鴻雁来(こうがんきたる)|秋の冷えに備える体づくり

こんばんは。はりきゅう速水です。

10月に入り、秋も少しずつ深まってきました。日中は過ごしやすくても、朝晩は冷えを感じる日が増えてきます。季節の変化に合わせて、服装や生活習慣も少しずつ見直していきたいですね。

今回の七十二候は「鴻雁来(こうがんきたる)」。

雁などの渡り鳥が北から渡ってくる頃を表しています。自然の中でも、季節の変化に合わせて生き物たちが移動を始める時期。私たちも、これからの冷え込みに備えて体を整えていきましょう。

●朝晩の冷えに気をつけましょう

この時期は、日中の暖かさに合わせた服装のままでいると、朝晩に体が冷えてしまうことがあります。特に気をつけたいのは、首元やお腹、足元です。

 ・外出時は羽織るものを用意する
 ・お腹や足元を冷やしすぎない
 ・汗をかいたら、そのままにしない
 ・入浴で体をゆっくり温める

こうした小さな工夫から始めてみましょう。暑い日には無理に厚着をする必要はありません。その日の気温や体調に合わせて調整することが大切です。

●生活のリズムを整える

秋が深まるにつれて、朝晩の気温や日照時間も変化していきます。この時期は、睡眠や食事のリズムを整えることも意識してみましょう。夜更かしが続いている方は、少し早めに休む時間をつくる。食事では、温かい汁物や煮物などを取り入れる。体調に合わせて散歩などの軽い運動を行う。

特別なことを始めるよりも、毎日の生活を少しずつ整えていくことが養生につながります。

●秋の冷えにおすすめのツボ

今回は、足元の冷えや体調管理のために、次の2つのツボを紹介します。

【三陰交(さんいんこう)】

内くるぶしの一番高いところから、指4本分ほど上にあるツボです。東洋医学では、血や水分の巡りなどと関係が深いツボとして知られています。強く押さず、手で温めるようにやさしく触れてみましょう。

【太谿(たいけい)】

内くるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみのあたりにあるツボです。東洋医学では「腎」と関係の深いツボで、冷えが気になるときなどに鍼灸でよく使われます。こちらも、強く刺激する必要はありません。足元を温めながら、やさしく触れてみてください。

●まとめ

「鴻雁来」は、渡り鳥がやってくる頃を表す七十二候です。

季節が少しずつ進むこの時期は、朝晩の冷えに気をつけながら、服装や食事、睡眠を整えていきましょう。これからさらに寒くなる北海道。今のうちから無理なく体を整えて、秋を気持ちよく過ごしたいですね。季節の変わり目に体の不調が気になる方は、訪問鍼灸を行う「はりきゅう速水」でも、お一人おひとりの体調に合わせた施術を行っています。気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

「参考文献」

東洋医学概論  教科書執筆小委員会 著  医道の日本社

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