#117 呼吸器系の病気の手当て②-気管支炎、ぜんそく、肺炎篇

こんばんは、はりきゅう速水です

たまには連日になりますがブログ投稿しようと思います。そして、久しぶりの手当て法になります。



さて、今回は、「呼吸器系の病気の手当て②-気管支炎、ぜんそく、肺炎篇」になります

呼吸器系の病気の手当て①は以前投稿しましたが、今回は第2弾になります。仮に該当する症状がある場合は、自分のできることを参考にしてみてはいかがでしょうか

※その前に、「#101手当てするにあたって」を読んでいただくとより分かりやすいです

主に、「 家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法 」から手当法のことを記載しています。ただ、これを必ずやればよいというわけではなくまずは自分でできることを探してみてください。いきなり手当てや食べ物改善しようとしてもハードルが高く、挫折しやすいと思います(私は、この本を読んで、ためになるなぁと思いつつ、達成するのはむずかしいと思っています)

では、ここからです

 

 

① 気管支炎の場合

  ・急性の気管支炎は、熱とせきと頭痛を伴い、食欲が減ります。熱を下げるには、しいたけとれんこんをいれた玄米スープが良いです。また、ゆきのしたの青汁を飲むのも良いです。胸が痛むときは、からしの湿布を一度だけして、あと芋パスタを貼ると良いです。飲み物としては、玄米茶・番茶・ビワ茶・スギナ茶・食欲がない時はしょうゆ番茶がおすすめです。

  ・慢性の気管支炎は、熱はでません。のどから気管の方に炎症は浸潤しましょう。のどが腫れたときは、 芋パスタ を巻いておきます。咳が止まらない時でも喉の他に胸に貼るといいです。里芋がない季節の場合は、ジャガイモでも代用可能です。またビワの葉温灸法も効果があります。慢性化したものはいますぐ治るものではないので根気よく続けましょう。

 

② ぜんそくの場合

  ・ぜんそくもすぐには治るものではないので、食養法や手当法をつづけるのが治る手立てになると思います。

  ・手当法:れんこんおろしにしょうがおろしを少々まぜて、塩と黒砂糖少々いれて熱湯をそそぎ、くず湯のようにして一日二~三回飲むとよいです。はげしい場合はれんこんのしぼり汁ばかり盃一杯位飲むとよいです。しょうがの汁を背中にすりこみマッサージするのも良いです。

  ・食事法:よく噛んで口の中でドロドロにして流し込むような食べ方をしてみましょう。主食は玄米・半つき米・純良の日本そば、副食はふきのとうの佃煮、レンコンと海藻の料理もよいです。

 

 

③ 肺炎の場合

  ・急性肺炎(クループ性肺炎)の場合、急性肺炎は猛烈な高温なので、普段安静にして室内温度を適度にして氷で冷やすのが、まずできることです。ゆきのしたの青汁と豆腐パスタ―を30分おきに取りかえながら解熱を待つのが手当法として記載されています。(緊急性の場合は病院へ)せきどめの手当法としては、大根おろし盃半杯、レンコンおろし盃半杯、生姜おろし小さじ半杯、自然醸造しょうゆ適宣、熱湯一カップ程注いで一日2回飲みましょう。食事はうすあじに調理し、平熱になったらせきどめの手当法はやめて大丈夫です。

  ・慢性肺炎(カタール性肺炎)の場合、一度だけからしの湿布、その後は豆腐パスタをして、解熱したら芋パスタに切り替えましょう。いずれも胸にします。頭痛の場合は、梅干の果肉をガーゼにのばして額とこめかみにあたるように貼り、油紙をして包帯で巻いておきます。口の渇きは、玄米の重湯か玄米茶に梅干しをいれて飲むと良いでしょう。

  ・禁食:肉類、赤みの魚、甘味品、刺激物、清涼飲料水、コーヒー、紅茶

 

 

 

今回はここまです。症状がつらいと気持ちも落ち込んだりしやすくなりますので、こつこつできるマインドセットも必要になります。

あくまで、できることを実践してみてください。

 

 

 

 

「参考文献」

家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法  東城百合子 著

一慧の穀菜食 手当て法 大森一慧 著  大森英櫻 監修

からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て 新訂版  大森一慧 著

#98 呼吸器系の病気の手当て①-風邪篇

こんばんは、はりきゅう速水です。

お昼ごろにお知らせした、手当て法を載せていきます。

今回は、「呼吸器系の病気に対する手当て法① 風邪篇」になります

※その前に、「#101手当てするにあたって」を読んでいただくとより分かりやすいです

主に、「 家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法 」から手当法のことを記載しています。ただ、これを必ずやればよいというわけではなく、まずは自分でできることを探してみてください。いきなり手当てや食べ物改善しようとしてもハードルが高く、挫折しやすいと思います(私は、この本を読んで、ためになるなぁと思いつつ、達成するのはむずかしいと思っています)

では、ここからです

 

 

① 風邪がひきやすくなる状態

  ・大食、過食、連食をして胃腸がくたびれると風邪に負けやすい

  ・気持ちがだれたり、くよくよしたりしているときに胃腸が弱っていると年中風邪をひきやすくなる

  → 間食をやめ、食事をよく噛み、ごはん(玄米なら◎)にすりごまをたっぷりかけて、腹八分(腹六分でも良い)にすると風邪がひきにくい

 

② 風邪のひきはじめの手当て法

  ・肝、腎、脾の手当て(こんにゃく湿布)をする

こんにゃく湿布

  ・色黒の人 → 就寝前に梅干しの黒焼きしょうゆ少々、熱い番茶を注いで飲む

  ・色白の人 → 熱い卵酒を飲む、一~二分熱湯につけた葱(ねぎ)のしぼり汁盃一杯もOK、熱い葱みそもよい

 

③ のどや体の節々が痛み、熱っぽい風邪の手当て法

  ・実証体質(体格がよい人) → りんごをおろして茶碗一杯位食べる

 

 

④ のどが痛むとき

  ・塩番茶でうがいをし、熱い雑炊を食べさせます。大根と油揚げ、または葱入りみそ雑炊を少し味を濃く仕立てます

  ・のどの痛みがひどいときは、からし湿布をします。

からし湿布の作り方(文章)

からし湿布の作り方(こんな感じ)

 

  

⑤ のどが腫れたとき

  ・芋パスターをガーゼに包み、のどに巻いておく。数時間そのまま。

芋パスター作り方

芋パスターの作り方(こんな感じ)

 

 

⑦ 風邪のため、声がかれたとき

  ・生のれんこんをおろしてふきんでしぼり、その汁を盃一杯に黒砂糖少々いれて飲む

 

 

⑧ せきが出て、こまるとき

  ・おおばこの種を煎じて飲む。また、おおばこと青じその葉の干したものときんかんを濃く煎じて飲むとよい

 

 

他にも、風邪症状に対しての手当て法はありますが、今回はここまで

 

 

 

「参考文献」

家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法  東城百合子 著

一慧の穀菜食 手当て法 大森一慧 著  大森英櫻 監修