こんにちは、はりきゅう速水です。
GWも終わり、少しずつ日常の生活に戻ってきましたね。
この時期になると
「なんとなくだるい」
「朝起きるのがつらい」
「やる気が出ない」
といった不調を感じる方が増えてきます。
いわゆる「五月病」と呼ばれる状態ですね。
実際、訪問鍼灸でも、GW中後半頃から
「疲れが抜けない」
「気分が重たい」
といった声を聞くことが増えてきます。
●東洋医学でみる五月病
東洋医学では、この時期の不調は、「気の巡りの乱れ」、「肝(かん)の疲れ」が関係していると考えます。春はもともと、気が上にのぼりやすく、変化の多い季節です。
さらに
・新生活
・環境の変化
・気疲れ
・寒暖差
などが重なることで、知らないうちに体も心も緊張しやすくなります。
その状態が続くことで、気の巡りが滞り、
・だるだ
・イライラ
・気分の落ち込み
・眠気
・疲労感
などにつながっていきます。
●胃腸の疲れも関係あるかも
また、GW中の生活リズムの変化や食べすぎによって、胃腸が疲れている方も少なくありません。
東洋医学では、胃腸の働きは「脾(ひ)」と関係すると考えます。
脾が弱ると
・疲れやすい
・食欲がわかない
・頭が重い
・体がだるい
といった症状が出やすくなります。
五月病は「心だけ」の問題ではなく、体全体のバランスが崩れている状態ともいえます。
●GW終わってからの養生
率直に、無理に頑張りすぎないこと。体調を整えることを少しずつ行うといいです。
・朝日を浴びる
・軽く散歩をする
・深呼吸をする
・胃腸にやさしい食事を意識する
・夜更かしをしすぎない
特別なことよりも、少し体をゆるめてあげる意識が大切です。
●おすすめのツボ
①百会(ひゃくえ) 頭のてっぺんのツボ
・考えすぎ
・頭が重い
・気分の切り替えがしにくい
②合谷(ごうこく)親指と人差し指の間
・ストレス
・首肩こり
・気の巡り改善
③神門(しんもん)手首の小指側
・不安感
・緊張
・寝つきが悪い
④三陰交(さんいんこう)内くるぶしの上、指四本分くらい
・疲れ
・冷え
・自律神経
⑤風池(ふうち)首の後ろ、うなじのくぼみ
・頭重感
・目の疲れ
・気圧、自律神経
●まとめ
五月病は、気持ちの問題だけではなく、環境の変化や疲労の蓄積によって、体全体のバランスが乱れている状態ともいえます。
「なんとなく不調」が続く時は、無理を重ねる前に、少し立ち止まって体を整えてあげることも大切です。
セルフケアに加えて、鍼灸施術で体を整えてみるのもひとつの方法です。
「参考文献」
東洋医学概論 教科書執筆小委員会 著 医道の日本社

