#162 虹始見(にじはじめてあらわる) | 春から初夏へ、体が重だるくなる理由

こんばんは、はりきゅう速水です。

七十二候では、いまの時期を
「虹始見(にじはじめてあらわる)」といいます。

雨上がりの空に虹が見え始める頃とされていますが、
私はまだ今年は虹を見れていませんが・・・(;ˊᗜˋ)

ただ、こうした言葉を知ると、ふと空を見上げたくなりますね

季節は春から少しずつ初夏へ。
実はこの時期、「なんとなく体が重い」「だるい」と感じる方が増えてきます。

春から初夏にかけて、体が重だるくなる理由

この時期は、気温の上昇とともに湿気も増えてきます。東洋医学では、この“湿(しつ)”が体に影響すると考えます。湿の影響を受けると

 ・体が重い

 ・むくみやすい

 ・頭がぼーっとする

 ・胃腸の働きが落ちる

といった不調が出やすくなります。特に胃腸(脾)の働きが弱ることで、体の中に余分な水分がたまりやすくなるのが特徴です。

この時期の養生方

① 冷たいものを控える
 冷たい飲み物や食べ物は、胃腸の働きを弱めやすくなります。なるべく常温〜温かいものを意識しましょう。

② 軽く汗をかく
 ウォーキングや軽いストレッチで、体の巡りを良くします。「少し汗ばむくらい」が目安です。

③ 食べすぎない
 消化に負担がかかると、さらに体が重だるくなります。腹八分目を意識すると整いやすくなります。

④ 水分のとり方を見直す
 一度に大量に飲むよりも、こまめに少しずつがポイントです。

自分でできるツボケア

・足三里(あしさんり)
膝のお皿の下、外側にあるツボです。
胃腸の働きを整え、体のだるさや疲れに効果的です。

 → 指でゆっくり5秒ほど押して、ゆるめる
 → これを数回繰り返します
 → お灸で温めるのもおすすめです

・陰陵泉(いんりょうせん)
膝の内側、少しくぼんだところにあります。
体の余分な水分をさばく働きがあります。

 → むくみや重だるさがあるときにおすすめです


まとめ

「虹始見」は、自然が変わる節目の時期です。

そして同じように、体も変化に適応しようとしています。

なんとなく不調を感じたときは、
無理をするよりも、少し整えることを意識してみてください。

訪問鍼灸では、こうした季節の不調にも対応しています。
気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

「参考文献」

東洋医学概論  教科書執筆小委員会 著  医道の日本社

心も体もととのう漢方の暮らし365日 川手鮎子著

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