#158 春の流れと雨の日の養生

こんばんは、はりきゅう速水です。
せっかくの土曜日ですが、雨の日で体調があがらない方はいらっしゃるのではないでしょうか?

実はこの時期、「季節の変化」と「天気の影響」が重なり、体調を崩しやすいタイミングでもあります。

前回のブログでご紹介した「玄鳥至(つばめきたる) 」の頃とは異なり、現在は「鴻雁北(こうがんかえる)」の時期に入っています。春の中でも、「流れが大きく変わるタイミング」です。

玄鳥至(つばめきたる):ツバメがやってきて、春が“始まる”頃 ⇒ 気が動き始める(まだ不安定)

鴻雁北(こうがんかえる):雁が北へ帰り、春が“進む”頃 ⇒ 気の動きが大きくなる(偏りやすい)

つまり、東洋医学で、この時期は

 ・気が上へ(頭・目)

 ・気が外へ(体表・筋肉)

と広がりやすくなります。そのため、

 ・イライラ

 ・頭痛、めまい

 ・目の疲れ

 ・首肩のこわばり

といった症状が出やすくなります。

●雨の日に不調が出やすい理由

 さらに今日は雨。

 東洋医学では、雨は「湿(しつ)」を体にためやすいと考えます。なので

 ・体が重だるい

 ・浮腫

 ・胃腸の不調

 ・やる気が出ない

といった「巡り+水分代謝」が落ちるのが特徴です。

養生のポイント

 ①軽く動く : 雨の日でも、少し体を動かす(ストレッチなど) ⇒ 気の巡り改善

 ②温かい物をとる:冷たいものは控えめにする ⇒ 胃腸(脾)を守る

 ③下半身を意識 :足を冷やさない、少し歩く ⇒ 上に偏った気を下げる

雨の日のおすすめのツボ

 ・太衝(たいしょう)    ⇒ 気の巡り、ストレス緩和

 ・陰陵泉(いんりょうせん) ⇒ むくみ、湿対策

 ・足三里(あしさんり)   ⇒ 胃腸、全体のバランス調整

 ※ツボ名で検索していただくと場所がわかります

まとめ

 春は、体の中でも「気」が大きく動く季節。
 そこに雨が重なることで、不調が出やすくなります。

 無理に頑張るよりも、少し巡らせて、少し温める。

 そんな過ごし方が、今の季節にはちょうど良いかもしれません。

「参考文献」

東洋医学概論  教科書執筆小委員会 著  医道の日本社

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