#128 足が熱くて寝れない

こんにちは、はりきゅう速水です。昨夜の雪が積もり、路面つるつるで運転が大変でした。今はだんだんと日差しのおかげで氷が溶けだして助かりました。皆さんは冬タイヤへの交換は終わりましたでしょうか?

さて、今日は「足が熱くて寝れない」について解説します。

最近、足が熱くて寝れないとの症状を訴える患者さんが増えております。

足が熱くなる症状を、東洋医学では『陰虚(いんきょ)』と言います。「陰」は冷やす性質(水、細胞間液、分泌液)+「虚」はうつろ、不足している=冷やす性質が不足している→熱いという意味になります。

陰虚になると、乾きに関する症状が多くあらわれます。

 ・口渇、舌の乾燥

 ・口唇の乾燥、唇のひび割れ

 ・皮膚の乾燥、皮膚の痒み

 ・尿が濃く少ない

 ・便が固い、便秘

●身体を潤して栄養分を補う食品

 牛乳、鶏肉、豚肉、うずらの卵、あわび、牡蠣、イカ、カニ、えび、など腎の弱りを助ける必須アミノ酸が豊富なたんぱく質。大根、レンコン、山芋、梨、白きくらげ、白ごまなどの白い食材

●身体のいやな熱をとる食品

 セロリ、セリ、キュウリ、ゴボウ、緑豆、冬瓜、牡蠣、シジミ、カニ、昆布

▲陰虚の時に気をつけること

 ・辛いものを控える

 ・適度な水(こまめに少量ずつ水分)、過剰に摂取は逆効果

 ・心の渇きの場合は別途相談(不眠症、不安、いらいら)

「参考文献」

心も体もととのう 漢方の暮らし365日  川手鮎子 著

#127 元気のない人、すぐ風邪をひく人におすすめの食材

こんばんは、はりきゅう速水です。最近インフルエンザが流行しているそうですね。厚生労働省が発表したデータによると、全国25の都道府県で定点医療機関あたりの患者報告数レベルの基準値である「10人」を超え、今後4週間以内に大規模な流行が発生する可能性が高まっています。

インフルエンザは、東洋医学では「傷寒」として分類されており、寒気を訴える感染症とされています。これは、寒さによって体が傷つけられた状態を指します。傷寒論という名の古典があるほど、伝染性の病気に対する治療法が昔からありました。

インフルエンザの治療では、患者さんの病態にもよりますが、麻黄湯で発汗作用を促し、葛根湯で筋肉のこわばりを和らげ、ひきはじめの風邪で体力が落ちている場合は桂枝湯を処方されると思われます。

ここでは、元気のない人、すぐ風邪をひく人におすすめの食材を紹介します。ただし、風邪を既にひいている場合はあまり食べすぎると回復が遅くなりますので、お気を付けください

・元気がなく冷え性の場合の食材(玉ねぎ、にんにく、やまいも、南瓜など土の中で育つ根菜類)

・元気を出す食材(黒豆、黒きくらげ、疥瘡、黒砂糖、棗、竜眼、クコ)

・胃腸の働きに必要な必須アミノ酸が豊富な食材(豚肉、牛肉、鶏肉、羊肉、カツオ、牡蠣)

「参考文献」

心も体もととのう 漢方の暮らし365日  川手鮎子 著

厚生労働省 インフルエンザに関する報道発表資料 2025/2026シーズン(インフルエンザに関する報道発表資料 |厚生労働省)

#126 正気と邪気

こんばんは、はりきゅう速水です。昨日、猫のしおんが去勢手術から帰ってきまして、看病してたら睡眠不足です。回復してきて何よりです

さて、今日は「東洋医学からみた『病気』は『正気』と『邪気』との交争」を解説します。

聞いたことある言葉としては「邪気(じゃき)」ですね。邪気とは、自然界の天候(高温、低温、乾燥、湿気)、衛生環境(病原菌、ウィルスなど)をいいます。

そして「正気(せいき)」です。「正気(しょうき)」とは意味が異なります。「正気(せいき)」は、身体の中に備わっている抵抗力、自然治癒力などのことを指します。

病気は、正気と邪気の争いと考えられていて、

 正気>邪気 → 病気に勝ち

 正気<邪気 → 病気が治らない

ということです(邪正相争)

邪気の種類では、例えば寒邪は一般的な風邪、湿邪はリウマチ、暑邪は熱中症、熱邪はアトピー性皮膚炎などがあります。それぞれ対症療法に加えて、正気を強くすることが根本(原因)療法になります。正気を強くするには五臓六腑の働きが正常に働かせることになります。五臓六腑に活力を与えているのが、「気・血・水」という基本物質になります。

気 → エネルギーと捉えますし、呼吸と捉えるとわかりやすいです

血 → 血流

水 → 血流以外の水分

ツボの特性を使って、気・血・水の力をあげたり、養生(食べ物や生活の改善、運動)によって気・血・水をあげることで五臓六腑の調子を上げることが可能となります。

#125 乾燥の季節には

おはようございます。はりきゅう速水です。

朝活ではないのですが、少し時間がとれたので久しぶりにこちらも更新します。『はりきゅう速水のInstagram(@harikyuhayamiwk)』もHPよりは更新頻度が高く掲載しております。こちらもご覧になっていただけると体調のケアなどを知ることができます。

さて、現在10月の下旬。北海道はぼちぼち初雪の話がでております。3℃~20℃ぐらいの日々になり寒くなってきましたね。合わせて感じるのは『乾燥』です。

乾燥が起こると、体の中ではどのように変化していくのか東洋医学の目線から解説したいと思います。東洋医学の考えでは、体の構成は「気(き)」・「血(けつ)」・「水(すい)」の三つになっております。乾燥が多いと人体の潤いも同様に乾燥し、「水」が不足し、体自体も乾燥するようになります。「水」は、ざっくりいうと「水分」です。体液、汗、唾液、胃液、腸液、尿などの分泌液や排泄液などの血液以外の体の水分の総称を指します。ゆえに、乾燥すると「水不足」または「陰虚」と言います。

乾燥が進むと、症状としては

・浮腫(ふしゅ、むくみ)    →  不要な水分が流れなくなり浮腫が起きます

・のどが渇く         →  乾燥により熱がこもり、喉が乾きやすくなります

・咳が出る          →  口渇が進むと、気管支まで乾燥し、少しの刺激で咳が出やすくなります

・皮膚が乾燥してカサカサする →  粘膜だけでなく、皮膚も乾燥して痒みがでます

・便が硬くなったり、尿が少なくなる → 大腸の粘膜も乾燥し、便が硬くなったり、陰虚のために体内の水分が少ないため尿として排出されにくくなるためです

乾燥から守る生活習慣としては

・水分補給

・豆腐、キュウリ、梨、白ごま、はちみつ

・睡眠前、起床後のコップ一杯の水分補給

・加湿器など、湿度調整

・合谷(ごうこく)、尺沢(しゃくたく)、豊隆(ほうりゅう)、太陰(たいいん)などのツボの刺激(押す、さする、灸をするなど)

・知柏地黄丸(ちばくじおうがん)、麦門冬湯(ばくもんとうとう)などの漢方

陰虚を引き起こす原因としては、

体内の水分不足が主ですが、その他には長期間のストレスや食生活の乱れもあげられます。水分補給で潤いを保ちつつ、リラックスの時間をつくるなど取り入れてみると改善すると思われます。

#125 施術の前後比較(手が開きにくい(主に親指))

今回は施術前後を比較してみました

施術時間は約60分

“”””””””””””””””””””””””””””””””””””

愁訴

手が開きにくい(主に親指)

施術内容

手足(主に前腕)に鍼灸、首、肩、背中~腰に鍼

原因(今回の患者さんの場合)

手の使いすぎ

“”””””””””””””””””””””””””””””””””””

手が開きにくいには、

①手の使いすぎ

②CM関節炎

③関節リウマチ/ばね指

④手根管症候群

⑤撓骨/尺骨神経麻痺

⑥その他

と様々ありますが、主に①、①から派生して関節炎になると思います。

今回の場合は、親指の関節まわり母指対立筋が硬いが故に手が開きにくくなっていると思われます

∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆

親指付け根のこりのつぼ

:魚際(ぎょさい) 

ツボの場所

親指の付け根と手首の真ん中、良くわからない時はGoogleで検索してくださいませ 

効果:喉痛、喉の乾燥、腱鞘炎

∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆

手が開きにくい

  ↓

手に力が入らない    or    手が痺れる

  ↓               ↓ 

麻痺の可能性、神経の圧迫    血行不良、関節の問題

一例ですが派生してくるので、手に力が入らない、手が痺れるの場合は病院で検査するのが良いです

使いすぎは、母指対立筋のストレッチ、手の関節をゆるくする運動などがオススメです

p.s 今回の投稿に協力していただいた患者さんに感謝しております😊 

#はりきゅう速水#施術の前後比較 #手が開きにくい#お灸 #棒灸 #台座灸#鍼 #はり #美容鍼 もやっています#訪問鍼灸 #札幌 #北広島#鍼灸師 #古典鍼灸 #東洋医学 #養生法#魚際 #ぎょさい#ゆるくいきましょ

@harikyuhayamiwk

#124 東洋医学の解説(症状別の解説とケア『慢性的な疲労』)

東洋医学の解説 症状別の解説とケア 慢性的な疲労

症状を東洋医学からみた解説とケア方法を書いていきます今回は「慢性的な疲労」

・慢性的な疲労の原因

・原因から対応できること

を挙げております

気虚 → 補中益気湯、人参湯気滞

気滞 → 半夏厚朴湯、逍遥散

瘀血 → 桂枝茯苓丸、桃核承気湯

水毒 → 五苓散、防已黄耆湯

解釈に誤りがある時もありますので、その際はご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします😊

#はりきゅう速水 #東洋医学の解説#お灸 #棒灸 #台座灸#鍼 #はり #美容鍼 もやっています#訪問鍼灸 #札幌 #北広島#鍼灸師 #古典鍼灸 #東洋医学 #ゆるくいきましょ@harikyuhayamiwk

#122 東洋医学の解説(症状別の解説とケア 『冷え性』)

東洋医学の解説症状別の解説とケア 冷え性

今回から症状を東洋医学からみた解説とケア方法を書いていきます今回は「冷え性」

・冷え性の原因

・各冷え性の原因から対応できること

を挙げております

自分がどのタイプの冷え性なのか?を知るポイントとしては

・各原因のポイントに当てはまるか確認してみる

・鍼灸師に聞く

などがあります

解釈に誤りがある時もありますので、その際はご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします😊

#はりきゅう速水 #東洋医学の解説#お灸 #棒灸 #台座灸#鍼 #はり #美容鍼 もやっています#訪問鍼灸 #札幌 #北広島#鍼灸師 #古典鍼灸 #東洋医学 #ゆるくいきましょ@harikyuhayamiwk

#121 施術の前後比較(浮腫)

施術の前後比較(浮腫)

今回は施術前後を比較してみました

施術時間は約50分

施術後の写真は3日後に撮った写真になります。まだ、施術再開して日が浅いのでさほど変化はありませんが患者さんの話によると、施術後の翌日に浮腫の改善がみられたそうです

“”””””””””””””””””””””””””””””””””””

愁訴   :浮腫

施術内容 :足の甲、足首、大腿に鍼と灸、リンパドレナージ

原因   :(今回の患者さんの場合)心臓への負担、足の筋力不足

“””””””””””””””””””””””””””””””””””” 

浮腫は、全身性浮腫と局所性浮腫           

①心臓病(心不全に伴う浮腫)

②腎臓病(腎炎、腎不全に伴う浮腫)

③肝臓病(肝硬変に浮腫(腹水))        

④内分泌性浮腫(甲状腺機能低下に伴う浮腫)

⑤栄養障害性浮腫             

⑥薬剤性浮腫               

⑦妊娠に伴う浮腫             

⑧特発性浮腫(原因不明)

東洋医学の浮腫は、

①水腫、②痰飲、③腎の津液の乾燥

①水腫 ・・・ 水腫その本は腎にあり、その末は肺にありといわれ、肺気の虚と腎の陰虚に起こる病気で、皮膚表面に水が多くなる

②痰飲 ・・・ 脾が虚したために胃腸での水の吸収が悪くなったために停滞する水のこと

③腎の津液の乾燥・・・腎の津液の乾燥をすると同時に脾胃に熱が波及し、津液が製造できないばかりか、津液を吸収し過ぎて腎に送れなくなり、脾腎が虚すときは腫脹をなす

∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆

浮腫には :失眠(しつみん)          

ツボの場所:足の裏側、かかとの中央の少し凹んだところ。分かりにくい時はGoogle検索していただけると場所が分かりやすいです        

効果   :不眠、浮腫、下半身の冷え、膝関節痛∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆

浮腫は体内に余計な水分がある状態で血液やリンパに滞った水分が体内に沁み出ることで起こります。

まず、どこが浮腫んでいるか全身、下半身、顔、腹など場所によって原因も少し変わります冷えや血行不良は浮腫になりやすいので

・血流をよくする(歩く、足の指を動かす、マッサージ)

・体を冷やさない

・睡眠

・過食しない

がセルフケアのポイントです

動けなくても、せめて、足の指→足首→下肢の順に動かすと改善の兆しがみられます 

p.s 今回の投稿に協力していただいた患者さんに感謝しております😊 

#はりきゅう速水#施術の前後比較 #浮腫 #お灸 #棒灸 #台座灸#鍼 #はり #美容鍼 もやっています#訪問鍼灸 #札幌 #北広島#鍼灸師 #古典鍼灸 #東洋医学 #養生法#膈兪 #かくゆ #ゆるくいきましょ@harikyuhayamiwk

#116 季節と五つの味、五つの色

こんばんは、はりきゅう速水です

夜にもなると北海道も一けた台の気温となり寒くなってきましたね。全国的にも秋になり気温や気候が変わり、体調の変化もでてきます

東洋医学では、季節によって健康によい味と、よい色というのがあります(他にもありますがそれは後日)

東洋医学では季節は五つに分類してましてそれがこちらです。そして、その季節にあう味と色を紹介します。ただし、その味だけとれば良いというわけではないです。また、その味をとりすぎると関係する臓が亢進しすぎて逆に疲れる臓もあります。その時は違う味を記載しますのでご確認くださいヽ(゚∀゚)ノ

 『春』 ・・・・・・疲れたなと感じる場合  ⇒ 酸味、青色の食べ物

           それでも体調があがらない⇒ 甘味、黄色の食べ物

 

 

 『夏』 ・・・・・・疲れたなと感じる場合  ⇒ 苦味、赤色の食べ物

           それでも体調があがらない⇒ 辛味、白色の食べ物

 

 

 『長夏』(土用の日)・・疲れたなと感じる場合 ⇒ 甘味、黄色の食べ物

           それでも体調があがらない⇒ 塩味、黒色の食べ物

 

 

 『秋』 ・・・・・・・疲れたなと感じる場合 ⇒ 辛味、白色の食べ物

           それでも体調があがらない⇒ 酸味、青色の食べ物

 

 

 『冬』 ・・・・・・・疲れたなと感じる場合 ⇒ 塩味、黒色の食べ物

           それでも体調があがらない⇒ 苦味、赤色の食べ物

 

 

 

  

そして、季節関係なく食べる際に肝心なのは『よく噛むこと』です。私のブログでは、毎度書いていますが、なぜそこまで必要なのかまでは記載していなかったので今回は引用させていただきました。

噛むことのメリット(特に2,3,4,8がポイントです)

1 食べ過ぎの心配がなくなり、少量で満腹になりますので肥満予防に役立つ。さらには代謝効率も上がり、脂肪分解、体重の減少が期待できる。
2 脳に適度な刺激を送ることができ、頭が良くなる。ボケが防げる。
3 糖尿病の症状を改善するホルモンが分泌される。
4 唾液に含まれる色々なホルモンや酵素が、老化防止、若返りに役立つ。
5 口の中の自浄作用が高まり、虫歯や歯周病、口臭の予防になる。
6 歯や歯茎が丈夫になる。歯並びが良くなる。顎が発達し顔の表情が豊かになる。発音がしっかりする。
7 脊柱を正しく保ち、骨盤の発育不全を防ぐ。
8 食物の毒性を低下させ、発ガン物質を消す。
9 胃腸の働きを助け、便秘を予防する。

 

 

東洋医学は難しいイメージがありますが、シンプルな考え方もありますので、少しずつ載せていきます(^∀^)

 

 

 

「参考文献」

心も体もととのう漢方の暮らし365日  川手鮎子 著

家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法  東城百合子 著

一慧の穀菜食 手当て法 大森一慧 著  大森英櫻 監修

その42. よく噛むとガンが消える!~老化防止は噛むことから~

#115 10月ですね

お久しぶりです。はりきゅう速水です

あれよあれよと4か月ブログ更新をさぼってました(´ ∀ `;)もう北海道は寒くなってきましたね。夜になれば10°以下です。寒くなってきましたね~。

北海道の場合は、夏と秋が短く、これから長い冬が到来してきます。気候が変わると体調も変わります

秋になると、「乾燥」からの「肌荒れ」、「気分がおちこむ」など

冬になると、「冷え」からの「腰痛」、「固定痛」など

上記の予防として、こういう養生方やツボを紹介します

① 「りんご」や「梨」を食べる

 身体にこもった熱をとり、喉をうるおし、咳を止めたり、肌を潤してきれいにするなどの効果があります。

② ツボの紹介

 冷えを改善するツボ「太渓(たいけい)」、「合谷(ごうこく)」、「膈兪(かくゆ)」

太渓(たいけい) ・・・ 内くるぶしとアキレス腱の間の凹み

合谷(ごうこく) ・・・ 手の甲の、親指と人さし指の骨の交わったところ凹んだ所

膈兪(かくゆ) ・・・ 胸椎7番目の高さ、肩甲骨の下の端と同じ高さ、背骨から外側へ2本横の場所

ツボの刺激の仕方は少しずつ、ゆっくりと押す、膈兪に関しては、テニスボールを使うといいですよ、または温める

雪が降る前にからだをならすといいと思います。