#183 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)|頑張りすぎない夏の過ごし方

こんにちは。はりきゅう速水です。

毎日暑い日が続いていますね。北海道でも30℃を超える日が珍しくなくなり、場所によっては本州より暑くなることもあります。

実は私もこの暑さに少しやられ気味です。「北海道だから大丈夫」と思っていても、知らず知らずのうちに体には疲れがたまっています。

七十二候では、今日から「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」。桐の花が終わり、小さな実を結び始める頃を表しています。

植物も次の実りに向けて力を蓄えるように、私たちも暑さの中では無理をせず、体をいたわることが大切な時期です。

●夏は「頑張りすぎない」ことも養生

暑さが続くと、

 ・疲れが取れない

 ・食欲が落ちる

 ・寝苦しくて眠りが浅い

 ・なんとなくやる気が出ない

ということがありませんか?

東洋医学では、夏は汗とともに「気(き)」や「津液(しんえき)」が消耗しやすい季節と考えます。

「いつもどおり頑張ろう」と無理をすると、夏バテや体調不良につながることがあります。だからこそ、この季節は頑張りすぎないことも立派な養生です。

●今日からできる養生

 ①休憩を意識してとる

  作業や家事の途中でも、こまめに休憩をいれるといいです。無理を重ねるよりも、少し休むことが結果的に体を守ることにつながります

 ②水分・塩分をこまめに補給する

  のどが乾く前に水分をとることが大切です。汗をたくさんかいた日は、塩分も適度に補給しましょう。

 ③冷房を我慢しすぎない

  「冷えが心配」と無理に暑さを我慢する必要はありません。室温を適切に調整し、快適に過ごすことも夏の養生です。

 ④睡眠を大切に

  睡眠は、一日の疲れを回復する大切な時間です。寝室の温度や湿度を整え、できるだけ質の良い睡眠を心がけましょう。

●おすすめのつぼ

 労宮(ろうきゅう)

  手を軽く握ったときに、中指の先が手のひらにあたるツボです。暑さによるほてりやイライラ、心身の疲れを和らげるときによく使われます。

 内関(ないかん)

  手首の内側、手首のしわから指3本分ほどひじ側にあるツボです。自律神経のバランスを整え、暑さによる疲れや胃の不快感にもおすすめです。

●まとめ

七十二候の「桐始結花」は、自然が次の実りへ向かう節目の季節です。

私たちも毎日全力で頑張り続けるのではなく、休む時間を大切にしながら、暑い夏を乗り切りましょう。

「今日は少し疲れたな」と感じたら、それは体からのサインかもしれません。

無理をせず、自分の体をいたわる時間をつくることも、立派な養生です。

今年の夏も、自分のペースで元気に過ごしていきましょう。

「参考文献」

東洋医学概論  教科書執筆小委員会 著  医道の日本社

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