こんばんは、はりきゅう速水です。
最近、訪問鍼灸の現場でも
「顎が疲れる」
「気づくと歯をぐっと合わせている」
といった、“噛みしめ・食いしばり”に関するご相談が増えています。
ご本人は無意識のことも多く、
「言われてみればそうかも…」と気づくケースも少なくありません。
●なぜ噛みしめが増えるのか
噛みしめや食いしばりは、単に癖というだけでなく、
体や心の状態が関係していることが多いです。
特にこの時期は
・新生活などの環境の変化
・気温差によるストレス
・疲労の蓄積
といった要因が重なり易く、体が緊張しやすい状態になっています。
●東洋医学的な見方
東洋医学では、このような状態を、「肝(かん)の働きの乱れ」と「気の巡りの滞り」と捉えます。
ストレスや気の張りが続くと、体は無意識に力が入りやすくなり、
・歯を食いしばる
・顎やこめかみが硬くなる
といった反応が出やすくなります。
●こんなサインは要注意
・朝起きたら顎がいたい
・こめかみを押すといたい(押さなくても痛いはもっと注意)
・肩や首のこりが強い
・歯に違和感がある
こういった症状がある場合、無意識に噛みしめが関係している可能性があります
●すぐできるセルフケア
・日中に「上下の歯が軽く離れているか」を意識してみる(本来、安静時は歯と歯は触れていないのが自然)
・軽く顎に指をあててほぐす
・こめかみもほぐす
・深呼吸をする
といったケアもおすすめです
●鍼灸でできること
鍼灸では、
・全身のバランスを整える
・リラックスしやすい状態をつくる
・顎まわりの筋肉の緊張をゆるめる
などで、噛みしめの軽減を目指します
実際に、施術後に「顎が軽くなった」「力が抜けやすくなった」と感じる方もいらっしゃいます。
●まとめ
噛みしめや食いしばりは、
気づかないうちに体へ負担をかけていることがあります。
セルフケアとあわせて、しっかり体を整えておきたい方は、鍼灸施術も一つの方法です。
気になる方は、はりきゅう速水までお気軽にご相談ください。
「参考文献」
東洋医学概論 教科書執筆小委員会 著 医道の日本社