#165 葭始生(あしはじめてしょうず) | 季節の変わり目に弱りやすい胃腸の整え方

こんにちは、はりきゅう速水です。

今日の北海道は、気温が10℃前後。
本州と比べると、まだ少し肌寒さが残る気候です。同じ日本でも、地域によって季節の進み方は少し違いますね(-_-;)

そんな今の時期、七十二候では
「葭始生(あしはじめてしょうず)」といいます。

水辺の葦(あし)が芽吹き始め、
自然界がぐんぐんと成長していく頃です。

●季節の変わり目と胃腸の関係

春から少しずつ初夏へと移り変わるこの時期。
外の世界は活発になっていきますが、体の内側、とくに「胃腸」は影響を受けやすくなります。

 ・食欲にムラがある。

 ・胃が重たい感じがする

 ・食後に眠たくなる

 ・お腹の調子が安定しない

この時期は、気温の上昇とともに湿気も少しずつ増えてきます。東洋医学では、この「湿」が胃腸の働きに影響すると考えます。

●胃腸を整えるための養生方

 ①冷たいものを控える

  冷たい飲み物や食べ物は、胃腸に負担がかかりやすくなります。なるべく常温~温かいものを意識しましょう。

 ②食べすぎない(腹八分目)

  消化に負担がかかると、胃腸はすぐに疲れてしまいます。

 ③よく噛んで食べる

  噛むことで胃腸の負担が減り、消化がスムーズになります。

 ④食事の時間を整える

  不規則な食事は、胃腸のリズムを乱します。

●自分でできるツボ

 ・中脘(ちゅうかん)みぞおちとおへその中間あたり。胃の働きを整える代表的なツボです。

 ・足三里(あしさんり)膝の下、外側にあるツボ。胃腸の働きを底上げし、全身の調子を整えます

手のひらで優しく温めるもOK、軽く押すだけでもOK、お灸もおすすめです。

●まとめ

「葭始生」は、自然が成長へと向かう時期。

一方で体は、その変化に適応しようとして、とくに胃腸に負担がかかりやすくなります。

なんとなく調子が安定しないときは、まずは胃腸を整えることから始めてみてください。

訪問鍼灸では、こうした季節の変化による不調にも対応しています。
気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

  

「参考文献」

東洋医学概論  教科書執筆小委員会 著  医道の日本社

心も体もととのう漢方の暮らし365日 川手鮎子著

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