こんばんは、はりきゅう速水です
最近、いろいろやりたいことがあるのですが、できない事情がいろいろありまして。精神的にやや凹んでたりしています( ´ д `ll)。そういう時は「内関穴」というつぼにお灸がおすすめです。気分が落ちているときにお灸や夕陽をながめ、気を落ち着かせましょう
さて、今回は、「目に関する病気に対する手当て法 目が痛む時、とり目、白内障、ものもらい、近視篇」になります
諸病源候論という、いろんな病気についてまとめた古典がありまして、その項目に、「目病諸候」というのをやっておりました(まだ項目のこってますけど( ゚д゚ ; ))。昔からでも目に対しても病気はたくさんあったみたいです
※その前に、「#101手当てするにあたって」を読んでいただくとより分かりやすいです
主に、「 家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法 」から手当法のことを記載しています。ただ、これを必ずやればよいというわけではなく、まずは自分でできることを探してみてください。いきなり手当てや食べ物改善しようとしてもハードルが高く、挫折しやすいと思います(私は、この本を読んで、ためになるなぁと思いつつ、達成するのはむずかしいと思っています)
では、ここからです
① 目が痛む場合(緊急の場合は病院へ)
・手当法:目が痛む時は、ビワの葉パスタをつくりこれをガーゼに平らにのせて包んで、痛む目に貼って上に油紙をのせ、眼帯をします。乾いたら裏返して一日3回位新しいのととりかえます。ビワの葉がない場合は、代わりに里芋を厚く皮をむいてすりおろして同様にはります。里芋がない季節ならじゃがいもでもよく、皮膚が里芋でかゆくなる人はじゃがいもでもよいです。
・目の視力を回復させるために、一日一回空腹時に、 肝、腎、脾のこんにゃく湿布 をするとよいです
② とり目の場合
・1%の自然塩をいれた番茶をつかって蒸し洗いをするとよいです。蒸し洗いとは、微温湯より少し熱い位の塩番茶を入れ物にいれ、ガーゼに浸し、割りばしでガーゼをすくいとり、目にあてて十分位蒸す方法です。とり目の場合は、蒸し洗いを一日5~6回します。
・とり目は、先天性のとり目と後天性のとり目がありまして、先天性の原因は、遺伝子異常や原因不明なこともあるため、何とも言えませんが、後天性の場合は、ビタミンAの不足と言われています。食物は、黒ゴマ、人参やなっぱなど色の濃い野菜をごま油で炒めて食べるのが良いです。ごぼう・れんこんのきんぴら、大根の葉の刻み込んだ鉄火みそなどもいいです。ただし、ビタミンAの過剰摂取は頭痛やめまい、吐き気を引き起こすとともに、妊娠中の人には赤ちゃんに影響を及ぼすことがあるので取り過ぎには注意してください。
③ 白内障の場合
・とり目同様、1%の自然塩をいれた番茶をつかって蒸し洗いをするとよいです。蒸し洗いとは、微温湯より少し熱い位の塩番茶を入れ物にいれ、ガーゼに浸し、割りばしでガーゼをすくいとり、目にあてて十分位蒸す方法です。白内障の場合は、蒸し洗いを一日4~5回します。
・半つき米のご飯にすりごまをかけて、よく噛んでたべること。甘いもの、清涼飲料水、酒類、その他ジュース類、肉、油っこい魚など控えるとよいです。
④ ものもらいの場合
・胃腸が弱っている時に、ものもらいになることがあります。梅肉エキスや酵素を飲ませるのもよいです。 ビワの葉パスタ もよいです。
・よくものもらいになる人は、落ち着いてゆっくりご飯をたべること。ごまや胚芽を食べてビタミンBやカルシウムを多くとること。
⓹ 近視の場合
・近視は目玉が発育しすぎて眼球の前後の軸が長く成る。目玉の眼底部と黒目との距離が遠くなるため、カメラのように映る物像が眼底の網膜に達しない前で結像するため、見えづらくなります
・カルシムの欠乏が一番大きいです。また、白砂糖の食べ過ぎは、カルシウムを消費し、腸の働きを弱めてカルシウムの吸収を阻止し、二重にカルシウムが不足する原因をつくっています。ごま、海藻、根菜類、小魚等のカルシウムを多いものをたべて、甘い物をやめること。どうしても甘い物が欲しい場合は、はちみつ、黒砂糖などなら少しはよい。またビタミンB1の不足もあります。そのビタミン類をとるためにも、なるべく精白しない穀類をとることが大事です。
今回はここまです。目に関するツボなどありますので、マッサージやお灸はなおおすすめです。さて、私も目の疲れをいやすためお灸でもしたいと思います
あくまで、できることを実践してみてください。さわりぐらいしか書いていませんので、詳しく知りたい方が個別に連絡ねがいます。
「参考文献」
家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法 東城百合子 著
一慧の穀菜食 手当て法 大森一慧 著 大森英櫻 監修
からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て 新訂版 大森一慧 著