#147 たまにはD会(読書会)について

こんばんは、はりきゅう速水です。

はりきゅう速水のInstagramのストーリーにたまに表示しているD会(読書会)を少し詳しく紹介します

月に2回、東洋医学の古典を読む読書会をオンラインにて行っています。

●私担当の『諸病源候論』の読書会(通称:D会)  

 ⇒第一日曜日9:00~12:00 or 第一土曜日20:00~23:00

 諸病源候論とは、中国・隋の時代にまとめられた医学書でさまざまな病気の原因や症状について書かれており、古い医学書でありながら、体の変化を丁寧に観察していることがよく分かります。

 現代の医学と比べると表現や考え方は違う部分もありますが、読み進めていくと「昔の人も同じように体の不調に向き合っていたのだな」と感じることが多くあります。
また、日々の臨床の中で「なるほど」と思うような視点に出会うこともあり、古典を読む面白さを感じています。

●八王子にいる先生担当の『黄帝内経素問』の読書会(通称:裏D会)

 ⇒第三土曜日20:00~23:00

 黄帝内経は東洋医学の基礎となる医学書で、「素問」と「霊枢」という二つの部分から成り立っています。その中でも素問では、体の働きや病気の原因、季節と体の関係、養生の考え方などが対話形式で書かれています。

 内容は哲学的な部分も多く、読むのは簡単ではありませんが、自然と人の体の関係や、健康を保つための考え方など、東洋医学の基本が多く語られています。

 有名な言葉に、「上工は未病を治す」という考えがあります。
これは、病気になってから治すのではなく、病気になる前の段階で体を整えることが大切だという意味です。東洋医学ではこの「未病」の考え方がとても重視されています。

参加者は、北海道の私、八王子や横浜の先生が参加しています。みんな鍼灸学校の同期でして、最初は二人の先生が古典の知見を深めるために始めた会でした。そこに私も参加するようになり、今も続いています。

なお、読書会はどなたでも参加可能です。東洋医学の古典に興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

#146 縁と東洋医学

こんばんは、はりきゅう速水です。

日々、鍼灸の仕事をしていると「縁」という言葉をよく考えることがあります。
患者さんとの出会い、紹介で鍼灸を受ける方、偶然ホームページを見つけて来てくださる方。振り返ってみると、すべてが何かの縁でつながっているように感じます。

実は、この「つながり」という考え方は、東洋医学の基本的な思想にも通じています。東洋医学では、人の体を単独の臓器として見るのではなく、体全体の関係性の中で捉えます。

こうした考え方の背景には、『天人合一(てんじんごういつ)』という思想があります。
これは「人と自然は一体である」という考え方で、人の体は自然の変化と切り離せないものだとされています。例えば春になると体が活動的になり、冬になると体は休もうとします。このような変化も、人が自然とつながっているからこそ起こると考えられています。

また東洋医学では、心と体のつながりもとても大切にします。
この考え方は『心身一如(しんしんいちにょ)』と呼ばれ、心と体は別々ではなく、一つのものとして働いていると考えます。例えば強いストレスを感じたときに胃が痛くなったり、気持ちが落ち込むと体が重く感じたりすることは、多くの方が経験されているのではないでしょうか。このような変化も、心と体がつながっているからこそ起こるものです。

さらに東洋医学では、体の働きも互いに影響し合っていると考えます。
その関係を説明する考え方が『五行思想(ごぎょうしそう)』です。
五行思想では、体の臓器や働きがバランスを取りながら互いに支え合っていると考えます。

そして、人との縁もまた、体や心に影響を与える大切な要素の一つかもしれません。
誰かと話すことで気持ちが楽になったり、笑うことで体が軽く感じたりすることもあります。鍼灸も、そうした縁の中で成り立っているように感じます。
体の不調をきっかけに出会うことも多いですが、その出会いを通して体を整え、少しでも日々を楽に過ごしていただけたら嬉しく思います。

日常の中でふとした縁を感じたとき、自分の体や心の状態にも少し目を向けてみてください。東洋医学の視点では、そうした小さな気づきも健康へとつながる大切な一歩と考えられています。

「参考文献」

・心も体もととのう漢方の暮らし365日 川手鮎子著

・東洋医学概論  教科書執筆小委員会 著  医道の日本社

#145 まだ足が冷える季節

おはようございます。はりきゅう速水です。

3月になると本州では少しずつ春の気配を感じる頃ですが、
北海道ではまだ寒い日が続いています。

この時期に多い相談の一つが
**「足の冷え」**です。

特に

・足の裏が冷たい

・寝るときに足が冷える

・靴下を履いても温まらない

といった症状を感じる方も少なくありません。

私も、朝起きると足(特に足の裏)が冷えているなぁと感じ、足首を動かし、足の指と足の裏を揉み、少しずつ温めてから起きています。

東洋医学では、足の冷えは単なる血行の問題だけでなく、
体のエネルギーのバランスが関係していると考えます。

特に関係するのが
「腎」と「血」の働きです。

東洋医学でいう腎は、
体を温めるエネルギーの源と考えられています。

この働きが弱くなると、
体の末端まで温かさが届きにくくなり、

・足先の冷え

・下肢の冷え

・疲れやすい

●足の冷えを防ぐ養生

寒い地域では、日常の養生がとても大切です。

①足首を温める

 ⇒足首には大きな血管が通っています。レッグウォーマーや厚手の靴下などで温めると、足全体が温まりやすくなります

②温かい飲み物をとる

 ⇒体を内側から温めることも大切です。白湯、ほうじ茶、生姜を入れた飲み物などがおすすめです。

③体を軽く動かす

 ⇒私も実施しておりますが、足首回し、足の指、足の裏を揉む、上向きに寝た状態(仰臥位)で両膝を抱えて腰のストレッチ、耳を揉むなどがあります。

④お灸してみる(ドラッグストアにお灸もあります。最初は熱すぎないお灸が◎)

 ⇒おすすめのつぼは、

 ・三陰交(さんいんこう)内くるぶしから指四本分上方にある所。

 ・湧泉(ゆうせん)土踏まずのやや前方。

 ・太谿(たいけい)内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。

最後に

北海道では春までまだ少し時間があります。
寒い時期は無理をせず、体を温めながら過ごすことが大切です。

日常の養生とともに、
体のケアの一つとして鍼灸も役立つことがあります。

気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

#144 あれから15年

こんにちは、はりきゅう速水です。

本日は3/11、15年前に東日本大震災が起きた日です。あの日から年月は経ちましたが、震災の記憶や体験は、今でも覚えています。

当時、私はSE(システムエンジニア)としてお台場で働いており、地震後の火災などに巻き込まれて、生きていて運がよかったなと思っています。あの時があったから、人のためにできることはないかという思いが芽生え、鍼灸師として頑張ろうと決意した要因の一つになりました。

強い出来事やストレスは、時間が経ってから体の不調として現れます。例えば

・寝付けない、眠りが浅い

・頭痛

・不安感、動悸

・体の緊張

などの症状が現れ、これは「心」の影響から「身」に影響していることを指しています。

鍼灸は、「身」にアプローチして、「心」にも影響を与えます。

●つぼとしては

神門穴(しんもんけつ)・・・手のひら側の手首の横じわの上で、小指側の少しくぼみがあるところです。

内関穴(ないかんけつ)・・・手のひら側の手首のシワから指3本分ヒジ側に移動した位置にあります。

気海穴(きかいけつ)・・・・気海はおへそから指2本分下の位置にあります。

●セルフケアとしては

・深呼吸しながら、上記のツボを押す

・温かいお茶を飲む

・肩や首をかるく回す

●最後に

過去を思い出す日であると同時に、心と身(体)の健康について考える日であるかもしれません。日々頑張っている体を、少しだけ労わる時間を作ってみてはいかがでしょうか。鍼灸も、心身のケアの一つとしてお役に立てればと思います。

#143 お茶と鍼灸

おはようございます。はりきゅう速水です。

3月になると少しずつ暖かくなり、春の気配を感じるようになります。
一方でこの時期は、寒暖差や環境の変化が多く、体調を崩しやすい季節でもあります。

東洋医学では、春は「肝」の働きが関係する季節と考えられており、
自律神経のバランスが乱れやすくなります。

そのため

・なんとなくイライラする
・眠りが浅い
・目が疲れる
・体がだるい

といった症状が出る方も少なくありません。

そんな春の養生として、日常で取り入れやすいのが 「お茶」 です。

●春におすすめのお茶

春は体の「気」を巡らせることが大切です。
香りのよいお茶は、気分を落ち着けたりリラックスする効果が期待できます。

例えば

緑茶
気分をリフレッシュさせたい時におすすめです。

ほうじ茶
刺激が少なく、体をやさしく温めます。

ハーブティー(カモミールなど)
リラックスしたい時や就寝前に向いています。

忙しい毎日の中でも、
一杯のお茶をゆっくり飲む時間を作るだけで、心と体は少し落ち着きます。


●鍼灸とお茶の共通点

鍼灸もお茶も、どちらも 体をゆっくり整えていくケア です。

体の巡りを整えたり、
自律神経のバランスを整えたりすることで、
不調が出にくい体づくりにつながります。

特に季節の変わり目は

・不眠
・肩こり
・食欲低下
・だるさ

などの相談が増える時期でもあります。

鍼灸では、このような体調の変化をやさしく整えるサポートをしています。


●介護の現場でも

ケアマネジャーさんやヘルパーさんの現場でも、
春は利用者さんの体調が変わりやすい季節です。

例えば

・眠りが浅くなる
・食欲が落ちる
・イライラや不安が増える

といった変化が見られることがあります。

そんな時、
温かいお茶をゆっくり飲む時間を作るだけでも、
気持ちが落ち着くことがあります。

小さなケアの積み重ねが、体調の安定につながることも少なくありません。


●最後に

季節の変わり目は、無理をせず、
体をやさしく整えることが大切です。

温かいお茶でひと息つく時間を作りながら、
春を少しずつ過ごしていきましょう。

体調の変化や気になる症状がありましたら、
鍼灸でのケアについてもお気軽にご相談ください。

#142 3月に増える不調と、お家でできる簡単養生

おはようございます。はりきゅう速水です。

3月は暖かくなる一方で、寒暖差や環境の変化が大きく、特に高齢の方の体調が不安定になりやすい時季です。出やすい症状としては、

・気が上にのぼりやすい(のぼせ)

・自律神経が乱れやすい(不眠、寝つきが悪い)

・イライラ、頭痛

・食欲が落ちる

・ふらつき

東洋医学では春は「肝」の季節とされ、
自律神経の乱れが出やすいと考えられています。

そこで、家でできる簡単養生を紹介します。

①首、足首、手首を冷やさない。

 ⇒春は朝晩の冷えがまだ残りやすいです。首が付くところは特に冷えやすいので、服装の調整で冷やさないようにするだけでも体調が安定します

②睡眠の変化に注意

 ⇒夜間に途中覚醒、日中の眠気、昼夜逆転などが見られたら環境の変化やストレスが影響している可能性があります。朝起きたら5分外の光を浴びることで、自律神経がリセットしやすくなります。また、「肝」は目と関係が深いので、蒸しタオルで目を温めると「肝」が回復して自律神経がより整い睡眠の質もよくなります

③ふらつき、転倒リスク

 ⇒春は血圧変動や自律神経の影響で転倒が増えたりします。急な立ち上がり、入浴前後には注意が必要です。

この時季は依頼される患者さんの症状としては、自律神経の調整、不眠、不安、食欲低下など季節の変わり目に関連した症状が多いです。在宅の方の体調管理の一つとしてご相談していただくことも増えています。

小さい変化が気づくことが、大きな体調悪化の予防につながります。

気になる方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

#141 なぜ緊張するのか

こんにちは、はりきゅう速水です。

この時期は、受験シーズンだったり、就職などで面接をおこなってたりしていると思われます。そしていつも「緊張」がついてきます。

私もかなり緊張しやすいタイプでして、いつもドキドキしながら神楽を舞ったり、人前で鍼灸を解説したりしています。

そもそも緊張とは何なの?なのか、そして、なぜ緊張が起こるのか?

東洋医学的に解説できる限り書いてみます(補足や訂正していただけると助かります)

緊張すると体は、心臓がドキドキして、呼吸が早くなりこと血流量をあげています。また、筋肉が硬くなることで自分自身を守るなどが起きます。それは適度な緊張感の場合になります。

過度の緊張(過緊張)とは、先ほど記載した状態が過剰に起こっている状態を指します。緊張状態の頻度が多い、長引く、ミスが許されない状況など状況による緊張により、過緊張がおこります。このような交感神経が優位な状況が必要以上に長く続くことが原因となります。交感神経が優位になり過ぎることで、興奮状態が続き、自律神経失調症、高血圧症、不安神経症、不眠症、うつ病、パニック障害などが起こります。

東洋医学で考えると、五臓の「肝」が「緊張」と関係しております。肝は身体機能の調節、情緒を安定させる臓腑で、筋肉や関節の運動を調節することもします。そして、「肝」の他に、意識や精神活動を主る「心」の機能が乱れて過緊張が起こります。

・肝気鬱滞(かんきうったい) の過緊張 ⇒ もともとイライラしやすくて、刺激が敏感になりやすい傾向で、緊張が高まりやすい ⇒ 太衝穴(たいしょう)の刺激、適度の運動

・肝火 の過緊張 ⇒ 肝気鬱滞よりさらに熱が帯びた状態。顔面紅潮、不眠やヒステリーなども起こります ⇒ 太衝穴の刺激、四逆散などの服用、汗をかける運動

・肝血虚 の過緊張 ⇒ ふらふら眩暈がする方。循環血流量や栄養障害により、自律神経系が失調し、緊張するまでの閾値が低い。 ⇒ 期門穴(きもん)、血海穴の刺激。柴胡加竜骨牡蛎湯などの服用。

・肝陽上亢 の過緊張 ⇒ 肝血虚に熱がプラスされた状態。のぼせ、頭痛、怒りっぽいの症状が出やすい。 ⇒ 六味地黄丸、杞菊地黄丸の服用

・肝陽化風 の過緊張 ⇒ 肝陽上亢がさらに筋肉まで影響してい、震え、引きつり、めまい、ふらつきなどの症状が出やすい。 ⇒ 抑肝散などの服用

・心火 の過緊張 ⇒ 心が過度の刺激を受けて、熱を帯びた状態。焦りを感じやすく、不安で落ち着きがない。不眠などの症状が出やすい。 ⇒ 神門穴の刺激。黄連解毒湯などの服用

・心腎不交 の過緊張 ⇒ 心火にさらに腎の陰液が傷耗している状態。過労、不節制、緊張する場面が継続する場合はこの症状になります。 ⇒ 知柏地黄丸などの服用

・心血虚 の過緊張 ⇒ 過度の心労や、思い悩み過ぎ、過労が続くことで心に負担がかかり、心血が傷耗して不安になり易くなります。 ⇒ 内関穴の刺激、甘麦大棗湯などの服用。

など、緊張する場面や頻度、普段の生活リズムによって、上記の証が変わります。漢方の場合は漢方医に証を診ていただけるとその人にあった漢方を処方されると思われます。私の場合は鍼灸師なので、その人にあったツボをつかったり、養生方をお伝えします。

セルフケアとして、普段から呼吸をゆっくりしてみる、たまに脱力してみる、姿勢を気にしてみるなどがあります。手首内側から肘側にむかって、指三本分の上にある「内関(ないかん」のつぼを押しながら深呼吸してみてください

#135 寒邪とは

こんにちは、はりきゅう速水です。

昨晩は、猛吹雪になりましたね。前が見えなくて移動が怖かったです。そして寒い。冷えだけでなく風があたるというのが、体の芯まで冷えていくんですよね。

寒邪とは、特に冬や冷房環境で体に侵入しやすく、痛みや冷え、凝りを引き起こすことがあります。「寒邪客肺」という四字熟語があります。

『寒邪が肺に客(やど)る』という意味でして、肺の機能が低下して、くしゃみ、鼻水、薄い痰、寒気などの症状がでます。

体の調子が良く、免疫力が強くなると寒邪が逃げ出して症状が治ります。

漢方でよく聞くのは葛根湯、風邪の初期、寒邪がまだ体の表面に侵入してきたときに有効になります。寒邪が奥の方まで侵入した場合は、症状としては、風邪症状の他に、倦怠感や胃腸の不調も出現します。その場合は小柴胡湯の漢方がおすすめです。

漢方がない場合は、体をいかに温めるか、維持できるかがポイントになります。

・適度な運動(自発的に熱を発生できる体づくり)

・湿気を避ける

・体を温める食材(生姜など)

冷えは万病のもとといいますので、寒邪にも気をつけましょう

#130 猫背、円背、亀背

おはようございます。はりきゅう速水です。

今日は、猫背、円背(えんぱい)、亀背(きはい)を解説します。これは、すべて『背中が丸まって内側へ反り、頭部が前方に出た姿勢』を指します。症状でよく見られるのが猫背、さらに背中がぼこっと出っ張る状態を円背や亀背と呼びます。

西洋医学では、日常的な姿勢不良による「機能的後弯」、病的な理由によって背骨が丸くなる「構築性後弯」(老人性亀背、先天性脊柱後弯症、青年性後弯症、脊椎部の損傷、心経筋原制後弯症)があります。原因にもよりますが、治療法は主に姿勢を意識してストレッチなどの運動療法、装具を装着して矯正する場合があります。

東洋医学では、「脾の機能(運化、昇清、統血)のうち<昇清機能の低下>」を疑います。昇清機能とは、吸収したものを胃から上の肺へ送ることをさす。そこから敷衍(読み:ふえん、意味:おしひろげること、展開すること)して、ひろく気や血を上に昇らせるとか、臓腑・器官が下がらぬようにこれをつなぎとめるということを意味している。昇清がうまく行わないと、内臓下垂や全身倦怠、無力、慢性下痢が起こる。

脾の機能低下を脾虚といいますが、脾虚が改善されると、運化機能(食べものが消化されエネルギーの元に変化させること)も改善され、体を支えている骨や筋肉へのエネルギーを送り込むことも増え、昇清機能も改善されて猫背への改善にもつながります。

西洋医学の治療方法と同様にストレッチの他に、脾と胃を活性化させるつぼに刺激(お灸)、養生法(冷たい食べ物や飲み物はほどほど、腹八分、甘いものを控える、心配事をためこまない)も追加しているのが東洋医学の治療法になります。

脾を元気にする食べものとしては、「黄色い食材」や「自然な甘味を持つ食材」が脾を補います。

・穀類 : 米、もち米

・芋類 : さつまいも、山芋

・豆類 : 小豆、ひよこ豆

・野菜 : 南瓜、ニンジン

・果物 : 栗、棗

セルフケアのつぼとしては

・足三里

・三陰交

・陰陵泉

ストレッチ&筋トレとしては、

・キャットアンドカウ

・コブラストレッチ

・胡坐から首を上にむいたり、下にむいたりする

・プランク

「参考文献」

東洋医学概論  教科書執筆小委員会 著  医道の日本社

#129 寝ても寝ても眠い

こんばんは、はりきゅう速水です。今日はなぜか、寝ても寝ても眠い状態になってまして、休日をいいことに寝ていました

東洋医学で、このような状態(寝ても寝ても眠い)はどういうことなんだろう?と思い、まとめてみました

病因としては・・・

 ・季節との関係(春と梅雨)

 ・脾虚(飲食の不摂生(特に甘いもの、冷たいもの)により脾胃を損傷し、湿邪が体内に発生すると、皮膚に充満して陽気を遮るので、湿邪が長い間、陰に留まって発症する)

 ・気虚(脾胃が虚弱であると、気血が発生源を失って虚し、発症する)

 ・肝鬱(イライラなどにより、気の流れが滞る状態)になり、眠りの質も下がります

 ・腎虚((年齢や過労)により、エネルギーを使い過ぎて腎が弱り、慢性的な疲労感と眠気が出ます)

西洋医学では、睡眠時無呼吸症候群、睡眠障害(概日リズム障害、ナルコレプシー)、甲状腺機能低下症、糖尿病、薬剤の副作用、エストロゲンの減少などがあります

今回、私の場合は、足の冷えや腰痛もあり、自分の脈診では「腎虚」でした。

なので、昼頃から軽い運動(ストレッチや散歩)をし、お風呂を入りたいと思います。

そうすることで、血行がよくなり睡眠改善できたらいいなと思います。

●セルフケアのポイント●

 ・早寝早起き、二度寝はあまりせず、朝日を浴びる(体内時計のリセット)

 ・冷たい食事、甘いものを控える(気虚、脾虚の改善)

 ・軽い運動(気の巡り改善(肝鬱、春の気の巡りの改善)

 ・梅雨は、除湿

「参考文献」

針灸治療大全  東洋学術出版社 著