おはようございます。はりきゅう速水です。
最近は北海道も暑い日が増え、夏らしさを感じるようになってきました。本州ほどの暑さではないかもしれませんが、体は少しずつ夏の環境に適応しようと頑張っています。
今日、7月2日は「半夏生(はんげしょう)」。昔は田植えを終える目安とされ、農作業の節目となる大切な日でした。
七十二候でも「半夏生(はんげしょうず)」といい、生薬としても知られる「半夏(カラスビシャク)」が生え始める頃を表しています。
暑さに体がまだ慣れていないこの時期は、疲れがたまりやすく、体調を崩しやすい時期でもあります。今回は、本格的な夏を元気に迎えるための養生についてご紹介します。
●この時期に起こりやすい不調
この時期になると
・疲れが抜けにくい
・汗をかきにくい、または汗をかきすぎる
・寝苦しくて眠りが浅い
・食欲が落ちてきた
東洋医学では、夏は「心(しん)」と関わりが深い季節です。暑さによって気や津液(しんえき:体を潤す水分)が消耗しやすくなるため、無理をすると夏バテにつながることがあります。
●今からできる養生
①軽く汗をかく習慣をつける
涼しい時間帯に散歩をしたり、軽いストレッチを行ったりして、少し汗ばむ程度に体を動かしましょう。
②水分はこまめに補給する
一度にたくさん飲むのではなく、少量ずつこまめに補給することが大切です。
③冷たいものは摂りすぎない
暑い日は冷たい飲み物がおいしく感じますが、摂りすぎると胃腸に負担がかかります。冷たいものばかりではなく、常温の飲み物も取り入れてみましょう。
④十分な睡眠
寝苦しい季節ですが、室温や寝具を工夫し、質の良い睡眠を心がけましょう。
●おすすめのつぼ
・内関(ないかん)
手首の内側にあるツボです。自律神経のバランスを整え、胃の不快感やストレスを和らげる際にもよく使われます。
・足三里(あしさんり)
胃腸の働きを助け、疲労回復にもよく使われる代表的なツボです。
お灸で温めるのもおすすめです。
●まとめ
「半夏生」は、昔の人が田植えの節目とし、季節の変化を大切にしてきた日です。
私たちも自然の流れに合わせて生活を整えることで、暑さに負けない体づくりにつながります。本格的な夏を元気に迎えるために、今日からできる養生を少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。
「参考文献」
東洋医学概論 教科書執筆小委員会 著 医道の日本社