#179 乃東枯(なつかれくさかるる)|暑さに負けない体づくり

こんにちは、はりきゅう速水です。

今朝は八戸で地震がありましたが、皆さま大丈夫でしたでしょうか。

北海道でも揺れを感じた地域があったようです。大きな被害がないことを願っています。

地震そのものによるケガがなくても、突然の揺れや緊急地震速報の音で、知らず知らずのうちに体や心が緊張していることがあります。

そんな時こそ、少し深呼吸をして、自分の体の状態に目を向けてみてください。

さて、七十二候では今は「乃東枯(なつかれくさかるる)」。

ウツボグサの花穂が枯れたように見える頃を表し、夏至を迎えたこの時期ならではの季節の移ろいを感じさせてくれます。

北海道でも暖かい日が増え、これから本格的な夏へ向かっていきます。

今回は、夏の暑さに負けない体づくりのための養生についてご紹介します。

●暑さに慣れることも養生

 最近、このような状態はありますでしょうか

  ・少し動いただけで疲れる

  ・汗をかきにくい

  ・寝苦しさを感じる

  ・冷たい飲み物が欲しくなる

実は体がまだ暑さに慣れていないことも原因の一つです。

東洋医学では、夏は「心(しん)」と関係が深い季節とされ、気血の巡りや汗のかき方も大切になります。

●今の時期におすすめの養生

 ①軽く汗をかく

  ウォーキングやストレッチなどで、無理のない範囲で体を動かしましょう。汗をかく機能を少しずつ高めることで、夏の暑さに対応しやすくなります。

 ②冷たいものを摂りすぎない

  冷たい飲み物は気持ちよく感じますが、胃腸を冷やしやすくなります。冷たいものばかりではなく、常温や温かい飲み物も取り入れてみましょう。

 ③睡眠を大切にする

  これから暑くなる時期は体力を消耗しやすくなります。しっかり眠ることも大切な養生です。

●おすすめのつぼ

 ・ 足三里(あしさんり)

   胃腸の働きを整え、疲労回復にもよく使われるツボです。

 ・内関(ないかん)

   手首の内側にあり、自律神経のバランスを整える際によく使われます。暑さによる不快感や胃の不調があるときにもおすすめです。

 

●まとめ

 「乃東枯」は、夏至の頃の季節の移り変わりを表す七十二候です。これから本格的な夏を迎える前に、少しずつ暑さに慣れ、体調を整えていきましょう。無理をせず、季節に合わせた養生を取り入れることが、元気に夏を過ごす第一歩になります。

「参考文献」

東洋医学概論  教科書執筆小委員会 著  医道の日本社

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