こんにちは、はりきゅう速水です。
5月13日で、結婚して20年になりました。
あっという間だったような気もしますし、振り返ると本当にいろいろなことがあった20年だったなと感じています。
●SE時代から鍼灸の道へ
結婚当初は、システムエンジニアとして仕事をしていました。毎日パソコンに向かいながら忙しく働いていましたが、30代に入る頃から「このままでいいのだろうか」と考えることも増えていきました。そこから鍼灸の勉強を始めることになり、生活も大きく変わっていきました。
仕事をしながらの勉強、学校生活、資格取得。
今思えば、奥さんにはかなり迷惑や負担をかけていたと思います。
それでも支えてもらいながら、3年後に鍼灸師となり、その後北海道へ戻って、現在の訪問鍼灸の仕事につながっています。
●20年経って思うこと
若い頃は、自分のことで精一杯だった気がします。
ですが20年経った今は、「一人では今の仕事はできていなかった」と感じることが増えました。鍼灸師になるという大きな方向転換も、簡単なことではありませんでした。収入や生活の変化、不安もたくさんあったと思います。それでも、なんとか今まで続けてこられたのは、奥さんの支えがあったからだと感じています。
20年という時間の中で、少しずつですが、「自分一人で生きているわけではない」ということを実感するようになりました。
●訪問の仕事の中で感じること
訪問鍼灸では、長年連れ添っているご夫婦のお宅へ伺うことも多くあります。施術をしていると、何気ない会話の中に、そのご夫婦が積み重ねてきた時間を感じることがあります。
「最近ちょっと食欲が落ちてきてね」
「今日は調子良さそうだね」
そんな一言一言の中にも、日々お互いを気にかけながら生活している様子が見えてきます。
介護が必要な状況になっても、自然に支え合っている姿を見ると、“一緒に歳を重ねる”というのは簡単なことではないのだろうなと感じます。もちろん大変なことも多いと思います。それでも、長年一緒に過ごしてきたからこその空気感や安心感のようなものを感じる場面が、訪問の仕事の中にはたくさんあります。
訪問鍼灸は、体だけを見る仕事ではなく、その方の生活やご家族との関係性にも触れる仕事なのだと、日々感じています。
●まとめ
20年という時間の中で、仕事も生活も大きく変わりました。それでも、今こうして北海道で訪問鍼灸を続けられていることをありがたく感じています。
これからも、目の前の方に丁寧に向き合いながら、一歩ずつ続けていければと思います。