#177 寝つけない、途中で目が覚めてしまう方へ

おはようございます。はりきゅう速水です。

北海道は少し前まで暖かい日が続いていましたが、ここ数日は朝晩を中心にひんやりとした日が増えてきましたね。

気温差が大きい時期は、体がその変化についていこうとして思った以上にエネルギーを使います。

そのため、

・なんとなくだるい
・疲れが抜けない
・寝つきが悪い
・夜中に目が覚める

といった不調が出やすくなります。

訪問鍼灸でも、最近は「寝つけない」「途中で目が覚めてしまう」といった睡眠についてのご相談をいただくことがあります。

今日は、そんな“眠り”についてのお話です。

●東洋医学で考える「寝つけない」、「途中で目が覚めてしまう」は?

眠りは「心(しん)」や「血(けつ)」が関係します。普段は、日中は「陽の気」が働いて活動し、夜になると「陰の気」が体を落ち着かせ、自然と眠くなりますが・・・

 ・考え事が多い

 ・ストレスが続く

 ・疲れがたまっている

 ・気温差が大きい

といった状態が続くと、「心」と「血」が不安定となり、眠りに影響が出ます。

●寝つけない場合

布団に入っても頭の中で考え事が続いたり、気持ちが高ぶっていたりする状態があると寝つけなくなります。例えば

 ・イライラする

 ・気を使いすぎる

 ・緊張しやすい

といった方にみられることがあります。

対処法としては、体が「休むモード」に切り替わるようにすることです

 ・寝る一時間前はスマホやパソコンを控える

 ・ぬるめのお風呂に入る

 ・軽く深呼吸をする

 ・首やお腹を冷やさない

また、寝よう寝ようと意識するとかえって、眠れなくなることもあるので、その時はつぼを押しながら深呼吸をすると体の力みを減らしましょう。

 ・百会(ひゃくえ)

  →頭のてっぺんにあるつぼ。

 ・神門(しんもん)

  →手首の小指側にあるつぼ。

●途中で目が覚める場合

途中で目が覚める場合は、体力の低下や疲労の蓄積、加齢による変化などが関係していることがあります。夜中に目が覚めても、時計も何度も見たり、「また起きてしまった」と気にしすぎたりすると、さらに眠れなくなることがあります。

まずは、

 ・昼寝を長くしない

 ・適度に体を動かす

 ・夕方以降のカフェインを控える

 ・体を冷やさない

などを意識するといいと思います

 つぼとしては

 ・失眠(しつみん)

 →かかとの中央付近にあるつぼ

 ・三陰交(さんいんこう)

 →内くるぶしから指四本分上にあるつぼ

●まとめ

 睡眠障害の原因はひとつではありません。「寝つけない」のか、「途中で目が覚める」のかによっても、体の状態は異なります。

まずはご自身の睡眠のパターンを知り、それに合わせた養生を行うことが大切です。鍼灸でも、その方の状態に合わせて体を整えていくことがあります。

「参考文献」

東洋医学概論  教科書執筆小委員会 著  医道の日本社

コメントを残す