おはようございます。はりきゅう速水です。
4月を迎え、おかげさまで鍼灸師として10年が経ちました。
振り返ると、これまで多くの患者さんと出会い、さまざまな経験をさせていただきました。うまくいったこともあれば、悩みながら試行錯誤してきたこともあり、その一つ一つが今の自分の土台になっていると感じています。
北海道に帰ってきた当時、ほぼ寝たきりだった母が、少しずつ回復し、今では車いすや歩行器で動けるまでになりました。その過程に関われたことは大きな経験であり、鍼灸の力や可能性を実感するきっかけにもなりました。
訪問鍼灸はご自宅での生活に寄り添いながら施術を行う中で、体だけでなく日々の過ごし方や気持ちの変化にも触れる機会が多くあります。その中で、鍼灸の役割の広さや大切さを改めて感じています。また、これはとても現実的で、ときに受け止めるのが難しいことでもありますが、よくなっていく患者さんがいる一方で、病気や寿命によってお別れをする方もいらっしゃいます。その一つ一つの経験を通して、限られた時間の中で何ができるのか、どのように関わることが大切なのかを考えさせられてきました。
10年という節目ではありますが、まだまだ学ぶことばかりです。これからも一人ひとりの状態に合わせた施術を心がけながら、少しでも安心して過ごしていただけるよう努めていきたいと思います。
また、訪問鍼灸を必要としている方にしっかりと届くよう、これまで以上に力を入れて取り組んでいきたいと考えています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。