#139 立春

こんばんは、はりきゅう速水です。

今日(2/4)あたりが立春になります。立春は冬から春に変わる日と謂われています。冬に眠っていた動物は冬眠から覚めて、草花は地面から顔を出し始める頃です。

旧暦だと立春が一年の始まりとされています。前日の節分は、旧暦の新しい年に鬼が来ないように豆まきをして、年の数だけ豆をつかんで食べると一年中健康になるという言い伝えがあります。

他にも、立春朝搾り(日本酒)や、立春大吉のお札などありますが、どれも邪気を防ぎ、一年の平穏を願う意味があります。

簡単にできる「立春に行うと良いこと」はこちらです

 ●新しいことをはじめる(立春は運気の切り替えとされるため、目標設定や新しい挑戦を始めるには適しています)

 ●掃除、整理整頓(立春で新しい運気を迎えるために、家の中も整えると◎)

 ●神社・仏閣へ参拝

 ●足三里、三陰交、太衝、肝兪へ灸かマッサージ

北海道は雪ばっかりなので、まだ春らしさは見えませんが、体は春に向かって変わっていくので心身ともにケアは大事になります

「参考文献」

・心も体もととのう漢方の暮らし365日 川手鮎子著

#138 筋肉痛

こんばんは、はりきゅう速水です。

今朝、再びの大雪で移動が大変でしたね~。何とか訪問鍼灸ができて良かったです。

雪かきする際、スコップの持ち方で腰の負担を減らすことができます。

通常は、利き手が取っ手、反対の手が柄を順手で持っている事が多いと思います。腰の負担を減らす持ち方は、「柄を持っている順手を逆手にするだけ」です。順手×2で雪を持ち上げるより、順手×逆手の方が雪を持ち上げやすく投げやすいです(逆手にすることて、逆手から引く動作が強いため)

表題にある筋肉痛は、雪かきによるものでなく、腕立て伏せを一日でどこまでできるんだろ?でやってみた結果150回。そして全身筋肉痛。これはやりすぎの部類です。

●筋肉のサイズアップ の場合は、(ややゆっくり)10~15回を1セットを、3セット程度

●持久力アップ    の場合は、20回以上を1セットを、できるなら毎日

●ガチでやる(難しい) の場合は、15回を全速力で、5回をゆっくりを1セット

腕立て伏せは、自重トレーニングの基本です。胸、腕、肩、体幹の複数筋肉を同時に鍛えられます。筋肉が増えると、白血球やリンパ球などの免疫細胞が増え、成長ホルモン分泌され、その成長ホルモンが認知機能や免疫機能を促進も。そしてセロトニン、ドーパミン、テストステロンの分泌が増えるため。抗不安、集中力向上の効果があります。

ただ鍛えれば良いわけではなく、筋肉痛のケアが必須になります。

・筋トレ後は水分補給

・熱感や腫れた場合は冷やす

・炎症が落ちついて、筋肉痛が発生したら温める

・ストレッチ、陽陵泉(ようりょうせん)のつぼを刺激

・タンパク質(むね肉、納豆、豆腐)、ビタミンB群の食材を摂取

・よく寝る(程よい筋トレの疲労感で睡眠導入しやすいです)

「参考文献」

・筋トレはメリットだらけ!筋トレの効果と知っておくべき原理

・腕立て伏せだけで鍛えた体は作れるか

#137 正坐と書

こんにちは、はりきゅう速水です。

大雪が続き、交通網が麻痺しております。皆さま移動の際には十分に気をつけてくださいませ。はりきゅう速水の訪問鍼灸は、本日(1/26)は午後から開始致します。

さて、先日(1/24(土))に『正坐と書でととのう新年』に参加してきました。

正坐といっても、一般的な足をまげてかかとを離してお尻を乗っけるとは違い、順序だって仙骨・尾骨を意識しながら坐る(正しい坐り方は、是非、<ととのう正坐>のワークにご参加くださいませ)とでは、坐った時の状態が明らかに異なります。

また、後半戦は、書についてワークでして、文字の成り立ちと意味、言葉の成り立ちと意味、そして、それを書として形にするといった形式ですすめてくださり、いろいろな知見がたまったような気がします。普段何気なく使っている日本語や漢字を、意識すると奥深い繋がりがあったりするんだなと気づかされます。

東洋医学にも通ずる話もあって、雑談しつつ、新年の予祝を書にしてました

また、機会があれば、患者さんと一緒に参加してみたいと思います。

高橋先生、齋藤先生、まことにありがとうございました。

#136 大雪ですね

こんにちは、はりきゅう速水です。すごい量の雪が積もりましたね。何回も雪かきしてもすぐ積りますし、腰がかなり痛いです。

私もややぎっくり腰みたいになっております。私の場合は、自分で鍼を刺していますが、セルフケアを紹介したいと思います。

・腰ストレッチ① → 胡坐をかいて足の隙間に腕を通して前屈する

・腰ストレッチ② → 寝ながら膝を抱えるで横にゴロゴロする

・腰にカイロを貼る

・お風呂に入る

・足の裏、足首、足趾を温めつつ、マッサージ

大雪に負けず寒波をのりきりましょう!

#135 寒邪とは

こんにちは、はりきゅう速水です。

昨晩は、猛吹雪になりましたね。前が見えなくて移動が怖かったです。そして寒い。冷えだけでなく風があたるというのが、体の芯まで冷えていくんですよね。

寒邪とは、特に冬や冷房環境で体に侵入しやすく、痛みや冷え、凝りを引き起こすことがあります。「寒邪客肺」という四字熟語があります。

『寒邪が肺に客(やど)る』という意味でして、肺の機能が低下して、くしゃみ、鼻水、薄い痰、寒気などの症状がでます。

体の調子が良く、免疫力が強くなると寒邪が逃げ出して症状が治ります。

漢方でよく聞くのは葛根湯、風邪の初期、寒邪がまだ体の表面に侵入してきたときに有効になります。寒邪が奥の方まで侵入した場合は、症状としては、風邪症状の他に、倦怠感や胃腸の不調も出現します。その場合は小柴胡湯の漢方がおすすめです。

漢方がない場合は、体をいかに温めるか、維持できるかがポイントになります。

・適度な運動(自発的に熱を発生できる体づくり)

・湿気を避ける

・体を温める食材(生姜など)

冷えは万病のもとといいますので、寒邪にも気をつけましょう

#134 もう2026年

おそくなりましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

いつもと変わらない目標ですが、「知人者智,自知者明。 勝人者有力,自勝者強。 知足者富。 強行者有志。 不失其所者久。 死而不亡者壽。」<老子道徳経 第33章より>を実施できること

孔子のように「四十而不惑」というようにいかず、悩んだり、迷ったりすることが多々ありますが、そこも含めて向き合わないと進まないので凹まず邁進します

今年の正月は、雪が少なく、-7℃前後とやや寒く、体調不良を訴える方が多いなと思います。

冷えは万病のもとと言いますからに、冷えないようにする工夫が必要です。

・首(特に頸の後ろ)、手首、足首をあっためる

・大きい筋肉を動かす(背中、太もも、お尻)

・末端を動かす(手の指、足の指)

・温かい性質の食べものを食べる(生姜など)

#133 2025年の仕事納め

こんばんは、はりきゅう速水です。

ついさきほど帰宅しました。今日は風が強かったですね~。いや~寒い。ストーブの温かみが体にしみこみます。

今年を振り返れると、猫を二匹保護し、一緒に生活する事を決めたこと。無事に育ってくれて安心しております。

鍼灸に関しては、いろんな勉強会に招待していただき知見を深めれたこと。患者さんからのレスポンスをたくさん聞けたこと。とても感謝しております。また、普段は紹介から訪問鍼灸が多いのですが、InstagramやHPから、問い合わせや予約されたことが増えたことはいつもと違うかなと感じております。

関わってくださったすべての皆さまに、心から感謝申し上げます。

これからも、皆様の健やかな日常、何かに熱中できるような生きがいや挑戦したい気持ちを鍼灸を通して支えれる鍼灸師としてありたいと思います。

体が資本

体調が整わってくると、やりたいことが芽吹いてきます。

そんな日々を少しでも応援できるよう尽力してまいります

本年もありがとうございました。来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

【年末年始のお休み】 12/31(水)~1/4(日)

【年明けの訪問鍼灸】 1/5(月)~

#132 鍼はなぜ効くの?

おはようございます。はりきゅう速水です。今日は朝早く起きれたのでブログでやりたかったことを始めようと思います。それは、『鍼灸に関連する蘊蓄をまとめること』です。

最近、蘊蓄(うんちく)を提供しているyoutubeがあって、「鍼灸のうんちく」がまとめてあったら、そのうんちくを元に話ができたり、鍼灸についてのあやしい考えが減り、きちんとした情報を共有できるかなと思いました

今回は、『鍼(はり)のうんちく』で、「鍼はなぜ効くの?」を解説します。

東洋医学の考えでは、皆さんがよく聞くツボは「経穴(けいけつ)」と呼んでおり、それが全身に配置されています。また経穴が点であり、それが点と点がつながる線を「経絡(けいらく)」と呼びます。その経絡には特定の臓気と関連があるとされています。なので、あるつぼに鍼を刺すと、経絡上から刺激が伝わり体が反応するからとされています。

最近では、なぜ刺しただけで体が反応するの?という科学的な研究がされていまして、

①鍼が刺さるとまず、人間には、痛覚あります。Aδ線維で反応する痛覚(一次痛:鍼が刺さったチクッとかんかく)と、C線維で反応する痛覚(二次痛:鈍痛)。痛覚刺激の軸索反射により、血管拡張物質とサブスタンスP(血圧と平滑筋を収縮させる物質)が放出されて、刺された局所が循環が良くなる

②①の刺激を脊髄後角にあるゲートが閉まり、痛みを抑制します(例えば、腰痛がある方に腰に鍼をした場合、腰痛の痛みを、鍼の痛覚刺激で打ち消すようなイメージ)

ざっくり、こんな感じです。説明が足りないと思いますので、補足していただけると非常に助かります。

#131 冷えるし、積るし、滑る

こんばんは、はりきゅう速水です。

今日は雪がかなり積りましたね。そして、寒い。まだ寒さに体が慣れていない感じがします。雪かきをしても体に熱がこもるというよりまだ冷えているなという感じがします。

積って冷えるは百歩譲ってなんとかなりますが、滑るは本当に怖いですね

歩いていても、積った雪の下に氷が隠れていて、つるっと滑りそうになりますし、足の踏ん張りがきかなくて、足元に気がいって、いつもより足腰がつっぱったりします。車移動でもブレーキをしても滑るさまが、とても怖く。いつもより見るところや周りに気をかけけるので肩がこりますね。

雪が積もってきたり、砂が撒かれることになれば、少しは安心できるんでしょうね

それまで、足腰のつっぱり、肩こり、眼の疲労が強くなるので、おすすめのセルフケアを紹介します。

●足腰のつっぱり⇒ フォームローラーで臀部、太もも、ふくらはぎ、足の裏を緩めます

●肩こり    ⇒ 両肩をぐぃっと上に力んで、一気に力を緩めて肩を落とします。その次に両肩を回します。合谷、手三里、曲池などのつぼをもむ

●眼の疲労   ⇒ 両目をあっためる(めぐりズムやレンジ温めるあずき等)、温めた後に眼のまわりのマッサージ、耳のまわりのマッサージ、太衝、照海、申脈のつぼをもむ

冷えると、ぎっくり腰になることもありますので、体のメンテナンスは必要です

#130 猫背、円背、亀背

おはようございます。はりきゅう速水です。

今日は、猫背、円背(えんぱい)、亀背(きはい)を解説します。これは、すべて『背中が丸まって内側へ反り、頭部が前方に出た姿勢』を指します。症状でよく見られるのが猫背、さらに背中がぼこっと出っ張る状態を円背や亀背と呼びます。

西洋医学では、日常的な姿勢不良による「機能的後弯」、病的な理由によって背骨が丸くなる「構築性後弯」(老人性亀背、先天性脊柱後弯症、青年性後弯症、脊椎部の損傷、心経筋原制後弯症)があります。原因にもよりますが、治療法は主に姿勢を意識してストレッチなどの運動療法、装具を装着して矯正する場合があります。

東洋医学では、「脾の機能(運化、昇清、統血)のうち<昇清機能の低下>」を疑います。昇清機能とは、吸収したものを胃から上の肺へ送ることをさす。そこから敷衍(読み:ふえん、意味:おしひろげること、展開すること)して、ひろく気や血を上に昇らせるとか、臓腑・器官が下がらぬようにこれをつなぎとめるということを意味している。昇清がうまく行わないと、内臓下垂や全身倦怠、無力、慢性下痢が起こる。

脾の機能低下を脾虚といいますが、脾虚が改善されると、運化機能(食べものが消化されエネルギーの元に変化させること)も改善され、体を支えている骨や筋肉へのエネルギーを送り込むことも増え、昇清機能も改善されて猫背への改善にもつながります。

西洋医学の治療方法と同様にストレッチの他に、脾と胃を活性化させるつぼに刺激(お灸)、養生法(冷たい食べ物や飲み物はほどほど、腹八分、甘いものを控える、心配事をためこまない)も追加しているのが東洋医学の治療法になります。

脾を元気にする食べものとしては、「黄色い食材」や「自然な甘味を持つ食材」が脾を補います。

・穀類 : 米、もち米

・芋類 : さつまいも、山芋

・豆類 : 小豆、ひよこ豆

・野菜 : 南瓜、ニンジン

・果物 : 栗、棗

セルフケアのつぼとしては

・足三里

・三陰交

・陰陵泉

ストレッチ&筋トレとしては、

・キャットアンドカウ

・コブラストレッチ

・胡坐から首を上にむいたり、下にむいたりする

・プランク

「参考文献」

東洋医学概論  教科書執筆小委員会 著  医道の日本社