#181 温風至(あつかぜいたる)|暑さに負けない体づくりのコツ

こんばんは。はりきゅう速水です。

最近は北海道でも暑い日が続き、地域によっては関東より気温が高くなる日もありますね。「北海道なのにこんなに暑いの?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。

七十二候では、今は「温風至(あつかぜいたる)」。

その名のとおり、熱を帯びた風が吹き始め、本格的な夏の訪れを感じる頃です。北海道でも年々暑さが厳しくなっています。これから迎える本格的な夏を元気に過ごすために、今から少しずつ体を整えていきましょう。

●暑さに慣れることも養生

暑くなると

 ・疲れやすい

 ・食欲が落ちる

 ・寝苦しくて眠りが浅い

 ・冷たい飲み物ばかり飲んでしまう

ということが増えると思います

東洋医学では、夏は「心(しん)」と深い関わりがある季節とされています。また、汗をかくことで「津液(しんえき)」という体を潤す水分が消耗しやすくなります。そのため、暑さに負けない体づくりが大切です。

●今日からできる養生

 ①軽く汗をかく

  暑いからといって一日中冷房の効いた部屋で過ごしていると、体は暑さに慣れることができません。朝や夕方の比較的涼しい時間帯に、散歩やストレッチなどで軽く汗をかく習慣をつけましょう。

 ②水分はこまめに補給する

  のどが渇いてからではなく、少量ずつこまめに水分を補給することが大切です。汗をたくさんかいたときは、塩分補給も忘れないようにしましょう。

 ③十分な睡眠をとる

  暑さで睡眠不足になると疲れがたまりやすくなります。エアコンや扇風機を上手に利用し、快適な睡眠環境を整えましょう。

●おすすめのツボ

中脘(ちゅうかん)

みぞおちとおへその中間にあるつぼ。胃腸の働きを整え、疲労回復にもよく使われる代表的なツボです。夏バテ予防にもおすすめです。

労宮(ろうきゅう)

手を軽く握ったとき、中指の先が手のひらに当たるあたりにあるツボです。東洋医学では、暑さによるほてりやイライラ、心身の疲れを和らげるときによく使われます。

●まとめ

七十二候の「温風至」は、本格的な夏の始まりを知らせてくれる季節の言葉です。暑さを避けることも大切ですが、少しずつ体を暑さに慣らしていくことも、夏を元気に過ごすための養生になります。

無理をせず、自分の体調に合わせながら、この夏を元気に乗り切りましょう。気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

「参考文献」

東洋医学概論  教科書執筆小委員会 著  医道の日本社

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