こんにちわ、鍼灸師の速水です
やっとこさ晴れて洗濯日和ですね
さて、今回は「経絡(けいらく)」について説明します。
経絡は聞いたことあるけど、どんなもの?って思っている方が多いと思います。
経絡は気血の運行する通路のことで、よく例として挙げられるのが、経穴(つぼ)が駅で経絡は線路を指します。人の体を縦方向に走る通路を経脈(けいみゃく)、経脈から枝分かれする通路を絡脈(らくみゃく)と言います
経絡=経脈+絡脈と説明しましたが、さらに細分化されています
経絡の働きは
⑴ 経絡は循行上の臓腑、皮膚、肌肉、筋、骨に気血を巡らせて人体の生理活動を維持
(2) 経絡は気血の多すぎ、少なすぎや風邪などの外邪の侵入などに応じて、疾病の生じるところ
(3) 経絡は病態(病の状態)に応じて診断し、治療を施すところ
体中を線路が巡っているので、例えば腰痛があっても、直接腰に鍼をする人をいますが、経絡を使うことで足に鍼をすることで腰痛の治療することも可能になります
初めて鍼灸治療を受けた時に、肩や腰が痛かったのに手足に鍼を刺しただけで治った時は「え?なんで?」とずっと?マークが出たまま帰ったのを覚えてます(笑)
「参考文献」
東洋医学概論 公益社団法人東洋療法学校協会 編 教科書執筆小委員会 著