おはようございます。鍼灸師の速水です。
もう七月終わっちゃうんですね。日にちが過ぎるのが早く感じてしまいます。体調管理しているつもりでも体は正直者。なぜか体調がよくならない時もあると思います。
タイトルにもあげたように、体調不良の原因には種類があります。普段、原因についてなかなか考えないかもしれませんが、知っておくとその対処法も考えるので参考にどうぞ
東洋医学では、『体調不良の原因 = 病因(びょういん)』といいます。
「病」とつくと、イメージしやすいのが風邪などのウィルスではないでしょうか。外からの影響で病になること、それを外因(がいいん)または、六淫(ろくいん)といいます。外因はほかには
風 寒 暑 湿 乾 火
詳細はまた次回に説明します。ざっくり言うと、自然界の気候の変化により、人体を外部から発病させる原因を指します。
そして、「外」があると「内」もあります。内因(ないいん)または、七情(しちじょう)といいます。
怒、喜、憂、悲、思、恐、驚
これも次回にします。過度の感情によって病になることを指します。
外因、内因とありますが、実はもう一種類の原因があります。それを不内外因(ふないがいいん)といいます。内因、外因にも属さない疾病の原因で、社会生活を営む中での病因であり、例えば飲食の量が多い、質の偏り、労倦(ろうけん)といった働き過ぎによる原因、SEX(房事)のしすぎ、外傷などがあげられます。
病因——内因、外因、不内外因のざっくり3種類となります。そこからさらに細分化するような感じになります。
次回は、内因、外因の細かい説明をします。
朝早くのブログもいいなと思いましたが、なかなか時間とられますね(笑)
「参考文献」
東洋医学概論 公益社団法人東洋療法学校協会 編 教科書執筆小委員会 著