おはようございます。鍼灸師の速水です。
あっついですね。本州ほどではないですが北海道も気温が高くなっています(- _ – ; )
やる気がなかなかでませんよね?さて、今回のブログはよく言葉に出てくるけど、もやっとしていることば「気」です。
まずは、辞典でしらべると(goo国語辞典より)
1 生命・意識・心などの状態や働き。
㋐息。呼吸。「気が詰まりそうな部屋」
㋑意識。「気を失う」
㋒物事に反応する心の働き。「気を静める」
㋓精神の傾向。気質。「気が強い」
㋔精神の盛り上がり。気勢。「復興の気がみなぎる」
㋕気分。気持ち。「気が楽だ」「気が乗らない」
㋖あれこれ考える心の動き。心遣い。心配。「どうにも気になる」
㋗物事にひきつけられたり、人を恋い慕ったりする気持ち。興味。関心。「彼女に気がある」
㋘何かをしようとする、また何かしたいと思う心の動き。つもり。「どうする気だ」「やる気がある」
2 天地に生じる自然現象。空気・大気や、水蒸気などの気体。「山の気」
3 あたりに漂う雰囲気。心に感じる周囲のようす。「陰鬱 (いんうつ) な気が漂う」
4 ある物がもっている特有の香りや風味。「気の抜けたビール」
私が習った時の気の概念は
気は目で見ることができない流動的なエネルギーであり、生命活動においては精神活動を含めた機能的活動を統括する役割を担っています。
気には上の辞典にもあるようにいろいろな働きがあります
原気(元気) ・・・ 両親から受け継いだ先天の精が変化したもので生命活動の原動力となる(これがよく使っている気のことを指すのかな)
宗気(そうき)・・・ 飲食物の消化吸収によって得られる後天の精と呼吸によって得られる天の気が交わって胸の中に集まる気
営気(えいき)・・・ 水を血に変化し、血とともに体中を巡り、臓腑や手足など内外の諸器官を栄養する気
衛気(えき) ・・・ 体の外をめぐる気、特に体表近くで活動し、皮膚を温め、皮膚の収縮と弛緩をする。バリアみたいな気
真気(しんき)・・・ 両親から受け継いだ先天の精と飲食物の消化吸収によって得られる後天の精からなるもので、人体の正常な活動を支える気の総称
臓気(ぞうき)・・・ 五臓(肝、心、脾、肺、腎)におさまり、それぞれの臓の活動を支える気
経気(けいき)・・・ 経絡中を行き全身を巡り、それぞれの経絡の活動を支えている気
胃気(いき) ・・・ 胃を働かせる気、胃の働きによって得られる後天の気といい、この有無は診断上でも重要とされています
気って整理してみると面白いですね
かめ◯め波は使えないけど、ドラゴンボール見ているとあのオーラが気ってわかりやすいっと感動します
さて、話変わりますがチラシがきました〜
そして、告知です
セルフお灸の会をやりまーす
8/23(木)10:30~11:30
8/25(土)13:30~14:30
西の里会館 学習室2(2F)
会費 500円
電話、メールによる事前予約でお願いします
「参考文献」
東洋医学概論 公益社団法人東洋療法学校協会 編 教科書執筆小委員会 著