#151 春と感情

こんばんは、はりきゅう速水です。

春は暖かくなり、過ごしやすい季節ですが、気分が不安定になり、イライラしたり、なんとなく気持ちが沈むことはありませんか。

東洋医学では、春は「肝」と関係の深い季節とされています。

肝には気の巡りを整え、感情のバランスを保つ働きがあります。しかしこの働きが乱れると、気持ちが落ち込みやすくなったり、「イライラ」や「不安感」が出やすくなることがあります。

また、気の巡りが滞った状態が続くと、次第にエネルギーが消耗し、いわゆる「肝虚」といわれる状態になることもあります。すると、「気分の落ち込み」や「疲れやすさ」、「やる気が出にくい」といった状態につながることがあります。

春は環境の変化も多く、知らないうちに心や体に負担がかかりやすい時期です。そのため、無理に頑張ろうとするよりも、少し力を抜くことが大切です。

養生としては、軽く体を動かすことや、ゆっくりとした呼吸を意識することがおすすめです。また、気持ちをため込まず、誰かに話したり、自然の中で過ごす時間をつくることも、心を整える助けになります。

春は「のびやかさ」が大切な季節です。無理をせず、自分のペースで過ごすことが、心と体のバランスを整える養生につながります。

「参考文献」

東洋医学概論  教科書執筆小委員会 著  医道の日本社

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