こんにちは、鍼灸師の速水です
北海道は雨です。湿度が高いですね(汗)
関東が梅雨開けしたのもびっくりですが、北海道がまるで梅雨。
なんてこったい(° □°;ノ)ノ
湿度が高くなるとだるくなりますよね。体調崩さないよう気をつけたいところです。では、どのように体調がわかるの?ってなりますよね。そこで今日は望診(ぼうしん)を説明したいと思います。
望診とは、顔色や形態の変化を見て、疾病の性質やそん予後を判断する診法と書いています。
どういうことかというと、
1、顔のツヤがあるかないか(ツヤがある→血が巡っている健康的、ツヤがない→巡っていない)
2、顔の色(青→肝、赤→心、黄→脾、白→肺、黒→腎)
3、皮膚の色(青→痛み、黒→しびれ、黄赤→熱、白→寒)
4、顔面の部分診(おでこ→心、鼻→脾、右ほほ→肺、左ほほ→肝、あご→腎)
5−1、舌の形(ぼてっとしてないか、細くないか、歯型がついていないか等)
5−2、舌の色(やや白い→冷え、赤→熱、濃い赤→さらに熱、紫→瘀血)
5−3、舌苔(白→通常、黄色→熱、灰色→冷え、黒→熱or冷え)
<単語の意味(ざっくり書いときます)>
陽虚→冷えてる
陰虚→暑くなりやすい
気血両虚→気(エネルギー)と血の不足
表証→表面に症状がでる
裏証→体内に症状がでる
熱盛(ねつせい)→炎症や発熱性疾患
中風(ちゅうふう)→脳卒中
瘀血(おけつ)→血液の循環が悪い
自分を知ることは体調管理することにも繋がりますので是非朝起きした時、鏡を見たら顔や舌の調子を見てください(^ε ^)
舌をブラシで掃除する方もいるかもしれませんが、舌を傷つけ、化膿する可能性があるので、舌ブラシをする際は使用方法に気をつけてください
「参考文献」
東洋医学概論 公益社団法人東洋療法学校協会 編 教科書執筆小委員会 著