こんにちは、はりきゅう速水です
今年の北海道の紅葉は例年より色鮮やかだったでしたが、あっという間に葉っぱおちちゃいましたねぇ。皆さんの地域で紅葉鑑賞されましたでしょうか?
さて、今回は、「皮膚に関する病気に対する手当て法 湿疹・アトピー性皮膚炎・蕁麻疹、抜け毛、肌を美しくする美容法篇」になります
皮膚というのは、東洋医学で言うと、「肺」に関係してまして、また、「秋」にも関連します。まさに今、秋に呼吸器系の症状や、皮膚関連の症状がでやすくなったりします。なので、手当法で自分のできることを参考にしてみてはいかがでしょうか
※その前に、「#101手当てするにあたって」を読んでいただくとより分かりやすいです
主に、「 家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法 」から手当法のことを記載しています。ただ、これを必ずやればよいというわけではなく、まずは自分でできることを探してみてください。いきなり手当てや食べ物改善しようとしてもハードルが高く、挫折しやすいと思います(私は、この本を読んで、ためになるなぁと思いつつ、達成するのはむずかしいと思っています)
では、ここからです
① 湿疹・アトピー性皮膚炎・蕁麻疹の場合
・腸、肝臓、腎臓の働きをよくして、まず、血液をきれいにして、化膿菌に負けない強い血液をつくることです。そのためにも食事は大切になります。
・牛、豚、とりなどの肉類、魚類をたくさん食べすぎると腸に負担がかかるため、皮膚に影響がでやすくなります。東洋医学では、五臓六腑というフレーズは聞いたことあると思いますが、「皮膚」に関連する「臓」と「腑」は、「肺」と「大腸」になります。つまり、熱性の食べ物を食べすぎると大腸に負担がかかり、皮膚にも影響がでるということになります
・主食は、半つき米か玄米が好ましい。そして、黒ゴマをかけて、よく噛んで食べる
・副食は、色の濃いなっぱ類(にらは特によい)大根、レンコン、人参、ごぼう、玉ねぎなどの根菜類もよいです。
・できもの一切については、どくだみを煎じてお茶代わりに飲むと良いです。
・手当法: 肝、腎、脾のこんにゃく湿布 をするとよいです 。ベトベトの皮膚には、すぎなの煮汁にタオルを入れ、しぼりふくと、突っ張らないで楽になります。ビワの葉やよもぎの煮汁でもよい。
・かゆい時:決して手でかかず、大根を輪切りにして切り口でこするとよい。大根にも酵素がありますので、かゆみ止めになり、熱もとりますので、ほてるのを防ぎます。入浴には、石鹸をよりもぬか袋で洗うとよいです。
② 抜け毛の場合
・髪の毛がぬけるのは、ミネラル・ビタミン不足とカリウム過多から、細胞が弾力を失って毛穴が開いて、毛根が安定しないためです。肉食過多、おかずのたべすぎ、甘いものやジュースなどのとりすぎなどが要因になっています。甘いものや果物を控え、植物性の油をとるようにして、のどをかわかさない程度に塩分もとるといいです。甘いジュース類・瓜類・甘いお菓子・砂糖・刺激物・コーヒー・コーラー類を控えて、海藻類をとり、よく噛んで少食にして玄米食がおすすめ。
・髪には、ごま油か椿油の純良品をつけること。しょうが油(生姜のしぼり汁に純良ごま油を同量まぜてよくかきまわしたもの)をぬける地肌にすりこむのもよい。
・手当法: 肝、腎、脾のこんにゃく湿布 をするとよいです 。
③ 肌を美しくする美容法の場合
・胚芽・黒パン・玄米・大豆・小豆・ごまなど胚芽の多いものや、植物性の油やビタミン・ミネラルを多く含む食品をたべると良いです。これらは新陳代謝を助け、身体に毒素をためないで流してくれます。また細胞に弾力をつけますから、皮膚の細胞もしまってきめが細かにつやがよくなります。
・美しい肌をつくるためには、肉食やバター、ラードなどの動物性油脂はよくありません。これらは、毛穴を広げ、きめを粗くします。できるだけミネラル・ビタミンの多い玄米、半つき米などを主食にして、よく噛むことです。はとむぎを食べたり、煎じて飲んだりするのもよく、決明子とどくだみを煎じてお茶代わりに飲んでも美しい肌になります。
・ビワの葉の煎じ汁、大豆・はとむぎの煎じ汁で洗顔するのもよいです。
今回はここまです。肌は乾燥が大敵です。うるおいを与えて、皮膚のマッサージして、皮膚への血流をあげるのもよいです。
あくまで、できることを実践してみてください。さわりぐらいしか書いていませんので、詳しく知りたい方が個別に連絡ねがいます。
「参考文献」
家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法 東城百合子 著
一慧の穀菜食 手当て法 大森一慧 著 大森英櫻 監修
からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て 新訂版 大森一慧 著