#19 体調不良の原因には種類がある(病因論)その2

おはようございます。鍼灸師の速水です。

すぐ、その2を書かない私(笑)すみません。昨日は珍しく朝からお仕事だったのでね(^ー ^ )

 

さて、前回のおさらいです

体調不良の原因 = 病因 といい

病因 = 内因 + 外因 + 不内外因

 

内因(ないいん)は、七情(しちじょう)といいます。

過度の感情によって病になることを指します。内因の種類は

怒、喜、憂、悲、思、恐、驚

怒=心の中で張り詰めた怒りの感情を表す。怒りがすぎると肝を傷る(やぶる)

喜=見たり、聞いたり、食べたりして、こみ上げる嬉しさ、楽しさの意味がある。喜びすぎると心を傷る

憂=心が滅入って病む、心の悩みが顔に現れて思案する状態。憂がすぎると肺を傷る。

悲=自分の心に背く、または、心の中に溜まった思いが吹き出すこと。非がすぎると肺を傷る。

思=深い考え、深く考えること。思がすぎると脾を傷る。

恐=心の中が穴のように空虚になった状態。恐がすぎると腎を傷る。

驚=おどろき、慌てて、恐れること。驚がすぎると腎を傷る。

これらの感情は普段の生活にありますが、強い精神的打撃を受けたり、長期間の特定の感情に陥る精神的刺激を受けて、通常より逸脱すると病因となります。気血の巡りのを損ない、五臓に影響がでます。

 

 

外因(がいいん)は、六淫(ろくいん)といいます。

自然界の気候の変化により、人体を外部から発病させる原因を指します。外因の種類はこちら。

風 寒 暑 湿 乾 火

風=年間を通してすべてに現れますが、主に春が多いです。風で悪さをすること風邪(ふうじゃ)といい、皮毛から人体に侵入することが多く、六淫中もっとも発病因子となります。風は他の外因(寒、湿、燥、火など)と一緒に侵入してきます。風邪(かぜ)をひいたり、顔面や、肩、腕の痛み、痺れ、運動神経麻痺など起こす場合があります。

寒=気温が急に下がると、寒邪が体内に侵入しやすい、冬以外の季節でも雨に濡れたり、体を動かして汗をかき風に当たると、体温が低下し寒邪を受ける原因となります。気血を渋滞させ、痛みを引き起こします。また、体内に侵入すると縮こまり、筋肉は収縮し、ひきつれが起こします。皮毛に寒が入ると毛穴が収縮し、悪寒、発熱、無汗などの症状がでます。血管に入ると頭痛、血管を触るとドクンドクンと緊張した脈になります。脾胃に侵入すると腹が冷え、痛み、下痢、腎や膀胱に侵入すると頻尿になります。

暑=盛夏だけに見られ生気を消耗させます。体内に暑邪が侵入すると高熱が出たり、顔が赤くなり、大汗、煩渇(はんかつ、喉が乾いて水を欲する)などの症状が出ます、汗が多くですぎるとエネルギーと水と減るので、身熱、口渇、脱力感、いわゆる熱中症の症状ですね。

湿=長夏(夏の終わりの一ヶ月頃)の主に出やすいです。ただ、これは中国の気候を元に考えられたもので、日本だと梅雨や湿気の多い日に症状が出やすいです。症状としては水腫(すいしゅ、むくみ)、帯下、脚気、下痢など、関節痛、腹水、尿量減少です

燥=口や鼻から侵入し肺を犯すことが多い、乾燥させるため、喉が乾きやすくなったり皮膚が乾燥することでカサカサしたり、場合にはひび割れする。毛の艶がなくなるなどがある

火=火には外因性と内因性のものがあり、外因性の火邪は暑以外の外熱を指し、内因性の火邪は体内に熱が盛んになりすぎたものを言います。火邪の症状は高熱、煩渇、顔面紅潮、目の充血、動悸、不眠、意識障害、うわ言、口が苦く感じる、倦怠感、脱力感、吐血、咳血、鼻血、血尿、血便、などの異常出血もあります

 

あくまで一例なので、すべて症状が出るわけではないですが、感情の起伏が激しかったり、自然の力を無視すると体に影響が出てしまいますので気をつけましょう

 

「参考文献」

東洋医学概論  公益社団法人東洋療法学校協会 編 教科書執筆小委員会 著

#16 蚊は経穴(つぼ)がわかる?

おはようございます。鍼灸師の速水です。

暑いですね。そして、痒い!こないだの休日に蚊にたくさん吸われました(泣)

しかも、刺した場所が経穴(つぼ)っぽいんですよね

太白と商丘に刺され

太白(たいはく)と商丘(しゅうきゅう)

衝陽に刺される

そして、衝陽(しょうよう)

 

サンダルで過ごしていたので足を露出してたのは確かですが、もっと刺しやすいところがあるのにあえて刺しづらい太白や商丘を狙うとは、やりおる蚊!

二酸化炭素から人を感知して、肌に到着して刺すんですが、刺すときは無痛ですもんね。刺す口が細いのもあるけど、蚊の足が押し手みたいに圧が微妙にあって緩和しているんですかね(笑)

ちなみに、わたしは刺された時はお灸をします。台座灸ではなく、透熱灸をすえて痒みを熱で相殺させています。

まだまだ、暑くなりそうなので熱中症もそうですが、蚊の対策も気を付けましょう

 

#15 雨の中、遠出してみました

こんにちは、鍼灸師の速水です

北海道は久しぶりの晴れです(’  ε  ‘ )

日曜日から月曜日にかけて、奥さんの家族と伊達へ行ってきました。

休みなのに大雨、でも、車内は和気あいあい。途中、きのこ王国に立ち寄り、なめたけを物色。いろいろ種類があって悩みつつ、はやくご飯と一緒に食べたいなとにやにや(笑)

きのこ王国
種類豊富のなめたけ

 

道中は大雨、濃霧でこわかったですが、伊達市に着くと、さほど荒れていなくて助かりました。

伊達市の海岸でキャンプ

海水浴してたのは甥っ子一人のみ(笑)ちなみにこの時点ではキャンプしにきてたのはうちらだけ

夜はやっぱり花火

真夜中、流れ星が見えるほど晴れて星を眺めていました

朝はうみねこと挨拶

海岸からでて伊達市の道の駅へ。最近日照不足のなか野菜もたくさんありましたし、道の駅のとなりで骨董市をやっていて包丁、箸やお皿を眺めて買いたくなる衝動をおさえてました

帰りに長沼で食べたうどん

ほくほく庵 http://hokuhokuan.com/

おすすめは、鍋焼きうどん(義姉さんいわく)、私は今回きつねうどん。とてもこしがあり、お出汁がとてもおいしかったです

 

いただいたメロン

嫁さんの実家に荷物を置きに帰って、甥っ子とパークゴルフやり汗かいて、また実家に戻るとなんとメロン!!!でか!! ありがとうございます

充実した休日でした。みなさんはどのような休日をお過ごしでしょうか?

#13 こんな準備してます

こんにちは、鍼灸師の速水です

ブログ毎日更新しようと思っててもなかなかうまくいきませんね(汗)時間の使い方は難しいです

さて、今日の題目ですが

まだいつやるかはわかりませんが、地域で「お灸教室」ができるように資料づくりをしています

お灸教室用の資料づくり

資料づくりにも書いてみましたが、現在は「疾病が起こってから治療」というのが一般的ですが、団塊の世代が高齢化していくのがきっかけで医療ができる数が追いつかなくなるかもしれません。そこで、だんだんと「予防医学」、「未病」について注目されてきました。つまり、自分から疾病になる前に体調を維持するという考えです。

2200年も前からお灸があり一般に普及していました。現代ではさらに自分でも施灸しやすいお灸も開発されています。「ただ、どうやるの?」って思う方がいるかもしれませんので機会があればお灸教室をひらいて、お灸を通じてセルフ体調管理を意識していただければいいなと思っています。

 

 

#11 名前の違い

こんにちは、鍼灸師の速水です

急患で腹痛、下痢の患者さんがいてお腹が冷えている方が増えています。ついさっきも弟が下痢で動けなかったので施術してきました。冷えは万病の元のなので気をつけないといけませんね。

さて、今回の題目ですが「名前の違い」です。

何の名前の違いなの?ってなりますよね(笑)

 

整体院、整骨院(接骨院)、鍼灸院って聞きますが、違いってわかりますか?私は鍼灸師になるまで違いがわかりませんでした(汗)

 

 

整体院(サロン、カイロプラクティックも含む)

整体院は国家資格というのがなく、各整体院によって施術する内容は異なります。マッサージを行ったりや関節や骨盤、脊椎の矯正が行われる整体院と様々です。国家資格がないため、料金開示やサービス内容の規制がありません。

 

整骨院(接骨院)

国家資格を持っている柔道整復師の診察によって原因と症状を判別し、捻挫やぎっくり腰の処置、骨折や脱臼の応急手当など、急性のケガに向いた治療を行います

 整骨院・接骨院で、健康保険が適用できる5つの治療

   ・骨折(単純骨折、疲労骨折、圧迫骨折など)

   ・脱臼(肩や肘が外れて抜けてしまった状態)

   ・打撲(交通事故や転倒などによる打ち身)

   ・捻挫(足首・手首などの靭帯を痛める症状)

   ・筋挫傷(筋肉や腱が無理に伸ばされた状態)

 

鍼灸院

はり師、きゅう師の国家資格を二つ持っている鍼灸師によって、鍼(はり、針)と灸(きゅう、お灸)で治療を行なっている治療院です。

 鍼灸院で医師の同意書があれば、健康保険が適用できる6つの治療

   ・神経痛

・リウマチ

・腰痛症

・五十肩

・頸腕症候群

その他、痛みを伴う慢性疾患(腱鞘炎、膝関節痛など)

 

国家資格保有

ある   整骨院(接骨院)、鍼灸院

(場合により、無資格者で施術しているところもあるので気をつけてください)

ない   整体院

 

厚生労働省の資料(平成24年度)によると、各分野の施術所数は次の通りとなっています。

  柔道整復の施術所:42,431

  あん摩、マッサージ及び指圧を行う施術所:19,880

  はり及びきゅうを行う施術所:23,145

  あん摩、マッサージ及び指圧、はり並びにきゅうを行う施術所:37,185

  整体、カイロプラクティック、リラクゼーションサロン等の施術所数:7万6,430

  ※参考「厚生労働省」より

   http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/12/dl/h24_gaikyo.pdf

 

整体院の数が圧倒的に多いですね。国家資格のないのにこんなに多いとは(汗)

 

柔道整復師やはり師、きゅう師の国家資格を持っていても法律上広告の制限があるのに対して、広告制限がない整体院はなぜ広告規制がないのかいつも不思議です。名前が似ているのに扱いも違う。そして、その違いがわかりづらいのも納得できません。

#3 鍼灸の適応症について

おはようございます、鍼灸師の速水です

もう6月になっちゃいますね。早いですねぇ。だんだんと湿度も上がってくるので夏バテに気をつけてくださいね。

さて、今回は鍼灸の適応症について書きます。

1979年 WHO(世界保健機関)は鍼灸治療の適応疾患43疾患を発表しました。1996年に6疾患を加えた改訂版を公表し、現在では49疾患が鍼灸の適応疾患となっております。これは臨床経験にもとづくものであり、必ずしも研究上の裏付けを伴うものではありませんが、鍼灸治療の幅広さが理解される資料となっております。

 

WHOの見解 1979年 43疾患

●上気道疾患(急性副鼻腔炎、急性鼻炎、感冒、急性扁桃炎)

●呼吸器疾患(急性気管支炎、気管支喘息)

●眼疾患(急性結膜炎、中心性網膜炎、近視(小児)、白内障(合併症のないもの))

●口腔疾患(歯痛、抜歯後疼痛、歯肉炎、急性・慢性咽頭炎)

●胃腸疾患(食道・噴門痙攣、しゃっくり、胃下垂、急性・慢性胃炎、胃酸過多症、慢性十二指腸潰瘍(除痛)、急性十二指腸潰瘍(合併症のないもの)、急性・慢性腸炎、急性細菌性赤痢、便秘、下痢、麻痺性イレウス)

●神経、筋、骨疾患(頭痛、片頭痛、三叉神経痛、顔面神経麻痺(初期、3〜6ヶ月以内のもの)、脳卒中後の不全麻痺、末梢神経障害、急性灰白髄炎の後遺症(初期、6ヶ月以内のもの)、メニエール病、神経因性膀胱、夜尿症、肋間神経痛、頸腕症候群、五十肩、テニス肘、坐骨神経痛、腰痛、変形性関節症)

 

WHO草案 1996年 49疾患

●運動器系疾患(上顆炎(テニス肘)、頸部筋筋膜性、頚椎炎、肩関節周囲炎、慢性関節リウマチ、捻挫と打撲、変形性膝関節炎)

●消化器・呼吸器系疾患(胆石、胆道回虫症、胆道ジスキネジー、下痢・便秘、潰瘍性腸症候群、急性扁桃炎、咽頭炎、喉頭炎、慢性副鼻腔炎、気管支喘息)

●疼痛疾患(頭痛、片頭痛、緊張型頭痛、坐骨神経痛、扁桃腺摘出手術後疼痛、抜歯疼痛、ヘルペス後神経痛、三叉神経痛、腎性疼痛、胆道疝痛)

●循環器系疾患(狭心症を伴う虚血性心疾患、高血圧症、低い血圧症、不整脈、神経循環性無力症)

●泌尿・産婦人科疾患(月経困難症、分娩誘導、月経異常、女性不妊、男性不妊、ED、遺尿症、尿失禁、尿閉)

●その他の疾患(白血球減少症、近視、肥満、メニエール症候群、片麻痺、うつ病、薬物中毒、アルコール中毒)

 

上記の疾患以外でも鍼灸治療が認めれているものも出てきています。疾患名はたくさんありますが東洋医学では疾患に対して治療というよりも、患者さんの不調となっている原因を四診という診断法で、病の根本原因(経絡の乱れ)を探り出し、その原因となる要素(「気」「血」「水」の流れ)にアプローチして病の根本原因を取り除き、本来の元気な状態にすることによって症状の改善を図っています。

 

「参考文献」

はりきゅう理論 公益社団法人東洋療法学校協会 編 教科書執筆小委員会 著書

#1 祝!HP完成、初ブログ

こんにちは、鍼灸師の速水です

 

ついにホームページ完成しました( ^ o ^ )/

とても質素なものですが、よろしくお願いします

今後はブログを通じて、ホームページでは記載できなかった内容を載せたいと思います。お楽しみに!

初ブログはこんな感じで終わります