#132 鍼はなぜ効くの?

おはようございます。はりきゅう速水です。今日は朝早く起きれたのでブログでやりたかったことを始めようと思います。それは、『鍼灸に関連する蘊蓄をまとめること』です。

最近、蘊蓄(うんちく)を提供しているyoutubeがあって、「鍼灸のうんちく」がまとめてあったら、そのうんちくを元に話ができたり、鍼灸についてのあやしい考えが減り、きちんとした情報を共有できるかなと思いました

今回は、『鍼(はり)のうんちく』で、「鍼はなぜ効くの?」を解説します。

東洋医学の考えでは、皆さんがよく聞くツボは「経穴(けいけつ)」と呼んでおり、それが全身に配置されています。また経穴が点であり、それが点と点がつながる線を「経絡(けいらく)」と呼びます。その経絡には特定の臓気と関連があるとされています。なので、あるつぼに鍼を刺すと、経絡上から刺激が伝わり体が反応するからとされています。

最近では、なぜ刺しただけで体が反応するの?という科学的な研究がされていまして、

①鍼が刺さるとまず、人間には、痛覚あります。Aδ線維で反応する痛覚(一次痛:鍼が刺さったチクッとかんかく)と、C線維で反応する痛覚(二次痛:鈍痛)。痛覚刺激の軸索反射により、血管拡張物質とサブスタンスP(血圧と平滑筋を収縮させる物質)が放出されて、刺された局所が循環が良くなる

②①の刺激を脊髄後角にあるゲートが閉まり、痛みを抑制します(例えば、腰痛がある方に腰に鍼をした場合、腰痛の痛みを、鍼の痛覚刺激で打ち消すようなイメージ)

ざっくり、こんな感じです。説明が足りないと思いますので、補足していただけると非常に助かります。

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