ブログ

#100 循環器系の病気の手当て①-高血圧、低血圧、貧血篇

こんばんは、はりきゅう速水です。

ついに、ブログ#100まで来ました(ペースは遅いですけどね)。ことこつ頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。

今回は、「循環器系の病気に対する手当て法① 高血圧、低血圧、貧血篇」になります

※その前に、「#101手当てするにあたって」を読んでいただくとより分かりやすいです

主に、「 家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法 」から手当法のことを記載しています。ただ、これを必ずやればよいというわけではなく、まずは自分でできることを探してみてください。いきなり手当てや食べ物改善しようとしてもハードルが高く、挫折しやすいと思います(私は、この本を読んで、ためになるなぁと思いつつ、達成するのはむずかしいと思っています)

では、ここからです

 

 

① 高血圧の場合

  ・現代だと、最高血圧が130以上、最低血圧85以上を高血圧と言いますが、本当にそうか?と言われるとなんとも・・・。昔はもっと高い数値(最高血圧160以上、最低血圧95以上)を高血圧としてました。一般的に精力的で、バリバリ仕事をするタイプが多いようです。また働きもするが精神面でイライラ、不平不満が多くなると神経を圧迫し、細胞の働きも悪く硬化しやすくなり、血圧をあげる要因になっていきます。高血圧の状態が長く続くと、血管障害が起こり、脳卒中、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、腎不全などの合併症を起こすこともあるので要注意です。このタイプは肩こり、めまい、頭痛、耳鳴り、疲労感などが現れる。

  ・食療法は、海藻類、根菜類、玄米が何といっても一番です。玄米菜食の自然食を実行すると早く治ります。

  ・主食:半つき米、玄米ご飯、玄米黒豆ご飯、玄米小豆ご飯、玄米はと麦ご飯、玄米餅、きび、あわ、ひえのどれか。ご飯には必ず、すりごまふりかけ(黒ごまを炒り塩(自然塩)でうす味をつける)をたっぷりかけて食べてこと。

  ・副食:人参、ごぼう、レンコンなどの根菜類、大根、ジャガイモ、らっきょう、玉ねぎ、セロリ、ピーマン、パセリ、かぼちゃなど主体にする。肉食を多くしたい人は果物、トマト、瓜類、生野菜などを多めにとると硬化した細胞を中和することにもなる。

  ・飲み物:ビワ茶、すぎな茶、野草茶(ドクダミ、ゲンノショウコ、ハブ草の実、イチョウの葉など)、ヨモギの青汁を毎日盃一、二杯位ずつ飲む。

  ・禁ずるもの:肉類、油っこい魚、白砂糖、砂糖入りの加工品、アルコール類、刺激物一切、化学酢使用の酢の物(梅酢、自然醸造酢はOK)、食品添加物入りの加工食品、間食

  ・手当法:肝臓と腎臓をこんにゃく湿布または生姜湯の湿布をする。高血圧で頭が痛いときはすぎな、又はビワの葉を生のままあてて湿布する。肝、腎にも同様に湿布する。手当(湿布)してからの入浴は控えること

  ・お灸として、ツボではないが2か所紹介。a.足の親指先爪先から4㎜離れた所、b.土踏まずの中央(両方とも毎日3壮お灸するとよい)

 

 

 

② 低血圧の場合

  ・お腹と腰を生姜湿布する。入浴は全浴でなく、腰湯にするとよい。足浴法で足を温めるのもよい。臍ににんにくの温灸をするのもよい。ビワの葉温灸療法も全身が温まり、血行を促す効果があります。肝、腎、脾のこんにゃく湿布。腹筋を強くして、血行を整える運動をするとよい。足の三里にお灸もよい。

  

  ・ビワ葉エッセンスは非常によい

  ・みそ、しょうゆ、梅干、みそ漬けなどの古いもの程よい。又、納豆もよい。玄米餅のつけ焼きや雑煮、精白しない穀類は大変よい。この穀類をから炒りしてから煮たり焼いたりするのは消化吸収を助け腸の働きを強めるので非常によい。人参、ごぼう、れんこん、にら、みつば、春菊、せり、なずな、よもぎ、ふきのとう、かぼちゃ、じゃがいも、えび、しじみなど特によい。夏の暑い盛りにトマトやキュウリを食べると血行をうながし、血色をよくするが、冬は冷えるので注意。

 

 

 

③ 貧血の場合

  ・ほとんど胃腸障害といってもいい位で、ことに腸が悪い。細胞に酸素が不足するのでストレスに対する抵抗力が弱く神経過敏、胃潰瘍、十二指腸潰瘍になり易く、体内のイオン化も弱いので胆嚢炎、腎臓結石、膀胱結石などになり易く、体力の老化を早めてしまうので生活習慣病、慢性病の大きな原因になります。

  ・臍を中心としたところに胃腸の働きに関係のある自律神経があります。これが失調しているので栄養が吸収されにくく、赤血球のヘモグロビンが減って細胞に酸素を送れず、酸素不足を起こします。

  ・手当法:お腹と腰を生姜湿布、足浴して足を温めるのもよい。腰湯をするのもよい方法です。臍を中心にしたニンニク臍灸などもよい。長湯はだめ、ぬるい湯にさっと入るか腰湯。ビワの葉温灸療法は非常によい。気長にすること。肝、腎、脾のこんにゃく湿布。

  ・食薬:梅肉エキス、エゾウコギエキス、よもぎエキスもよい。梅干しに自然醸造のしょうゆを一~二滴たらし、熱い番茶か健康茶又は熱湯を六分目位注いで飲むとよい。新陳代謝を盛んにして胃腸の働きを助けるので風邪ひきの予防にもよい。

  ・お風呂に入るとだるくなる人、湯づかれする人、冷え性の人などは、入浴前に上記の飲み物を飲むとよく、又、夜寝る前に熱いところを飲んで休むとよい。

  ・みそ、しょうゆ、自然塩で調味。白砂糖をやめる。腸の働きを助けるために発酵食品(たくあん、みそ漬け、梅干、納豆など)を毎日少量ずつ。玄米餅つけ焼き、焼き餅雑煮、未精白穀類を主食。青菜、にら、人参、黒ごま(黒ごま大さじ3杯位毎日食べる)、タンパク質は豆類、麩、木の実など、動物性が多いと逆効果。海藻は毎日少しずつ食べる。

  ・注意すること:身体を冷やすものは害になるので注意。夏の暑い盛りでもナス、トマト、キュウリ、マクワウリ、スイカなど食べすぎないようにする。涼しくなってからは特に甘いもの、果物、瓜類、ナス、生野菜等あまり多くとらぬようにする。よく噛んで腹八分目にしてお腹にゆとりをもって生活すること。

 

 

今回はここまでです。

高血圧の数値設定(最高血圧が130以上、最低血圧85以上)は、個人の意見としては低いかなと思います。この数値で降圧剤を摂取し続けると血流が悪くなり、癌になり易くなります。病気があって、高血圧は処置した方がいいと思いますが、根本治療をしないとずっと対処療法になってしまいますので、原因の見定め、体質改善していった方が近道だと思います。

 もちろん、体質改善って言うのは簡単ですが、実行するととても大変です。(意思の継続など)並大抵の精神力が必要になります。なにせ、すぐに結果が出るわけではないので不安がつのります。そんな中、続けるのは自分だけでなく、まわりの協力者、理解者も必要になります。

 

 手当てはあくまで、その場の対処療法です。基本は根本治療を目指してみてください。

 

 

「参考文献」

家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法  東城百合子 著

一慧の穀菜食 手当て法 大森一慧 著  大森英櫻 監修

#99 消化器系の病気の手当て①-食べすぎ、便秘、下痢篇

こんばんは、はりきゅう速水です。

今回は、「消化器系の病気に対する手当て法① 食べすぎ、便秘、下痢篇」になります

※その前に、「#101手当てするにあたって」を読んでいただくとより分かりやすいです

主に、「 家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法 」から手当法のことを記載しています。ただ、これを必ずやればよいというわけではなく、まずは自分でできることを探してみてください。いきなり手当てや食べ物改善しようとしてもハードルが高く、挫折しやすいと思います(私は、この本を読んで、ためになるなぁと思いつつ、達成するのはむずかしいと思っています)

では、ここからです

 

 

① 食べすぎ(動物性食品過多)の場合

  ・動物性食品の食べすぎの場合、二~三日絶食がよい。または玄米スープを少々飲むか、梅干し少々入れた番茶を飲むとよい。

  ・食欲が出てきたら、玄米ご飯にごまふりかけて一口200回くらいよく噛んで食べること※1

  ・食欲のない時は濃い玄米スープを飲ませる。おかずは大根、里芋、豆腐、みつば、なすなどの味噌汁が良く、きんぴらごぼう、大根おろし、たくあん、梅干しなどごく簡単多な食事でよい※2

  ・飲み物は → ハトムギ茶、ハブ茶とゲンノショウコを煎じたもの。豆乳。※3

  ・禁ずるもの → 肉類、魚類、卵、酒類、清涼飲料水、甘味品、刺激物、不自然な加工食品一切、入浴

 

 

 

 

② 食べすぎ(甘い物過多)の場合

  ・甘い物(ジュース類、おかし、果物、おかずなど)のとりすぎの場合、主食を精白度の少ない穀類にしてよく噛み、おかずを減らしてよく噛むということが大事なポイント。この体質はカルシム分が少ないので神経が細い。これらには、ごま、根菜類を食べるとよい。

  ・半つき米、玄米、小豆飯にすりごまをたくさんかけて(一日大さじ二~三杯位)よく噛んで食べること。ねぎ、にら、にんにく、自然薯、昆布、わかめ、みそ、たくあん、梅干し、根菜類、白身の魚、ごまなどがよい。よもぎ、ふきのとう、たんぽぽなどの野草は特に良い。

  ・禁ずるもの → 肉類、油っこい赤みの魚、酒類、清涼飲料水、甘味品、瓜類、刺激物、不自然な加工品一切、イモ類(かぼちゃ、とろろ芋は良い)、果物の過食、水分のとりすぎ

  ・手当て(食べ方)、飲みものは、※1,※2,※3と同様

 

 

 

③ 便秘の場合

  ・小豆と昆布の煮合せ、ゆで小豆などたべるとよい。塩味がよく、甘味をどうしてもほしい時は黒砂糖かはちみつ少々とする。よく噛んで食べること。きれいな山水にだし昆布を入れふやかして、この水を朝飲むのもよい。玄米食がなによりよい。

  ・学習便秘(座業する人、車ばかりに乗る人、胃腸・肝臓の弱い人、美食家、早めしの人、肉食過多、野菜不足、おかず食い等の人に多い病気)運動が少ない割に、食べる量が多く、胃腸を酷使する人を指す。玄米小豆ご飯にすりごまをたっぷりかけて、ごぼうのきんぴらで食べるのが一番よい。はと麦や小麦胚芽、玄米胚芽もよい。小豆と板昆布を塩味で煮て毎日おわん一杯食べるのもよい。

  ・飲み物 → 番茶、ハトムギ茶、決明子(中国産のハブ草の実)、小豆湯、梅肉エキス、よもぎエキスを飲むとよい

  ・決明子を濃く煎じて飲む、頑固な便秘は決明子を炒って乳鉢か小さなすり鉢で粉末にして、茶さじ一~二杯を湯で飲みます。

  ・枇杷の葉温灸、こんにゃく湿布(こんにゃく湿布は、呼吸器系の病気の手当て①-風邪篇に記載)、腰湯もよい、足浴法(満腹時は効き目が少ないので要注意)、また同じ事ばかりしていると身体が慣れて効かなくなるので、違った方法を一週間ごとにかえてした方が刺激になってよい。

  ・重症な人(ハブ草の実を煎じたお茶を飲んでも効かない人)は、毎朝目が覚めたら寝床の中で両手で揃えた両膝を抱え、胸の方にひきつけるようにしているとよい。うとうとしながらもそのまま10分でも20分でもじっといているとガスが出て便意を催すようになる。

 

 

 

④ 下痢の場合

  ・陰性の下痢 → 氷菓子、甘味品、果物、清涼飲料水、飲酒、瓜類などの過食、または飲みすぎで、これらを普段から習慣的に好んでとる人

  ・陽性の下痢 → 動物性食品のとりすぎ、打撲、衝突の刺激、または常に美食で片寄った食事や不自然な加工品の過食など、緩慢な中毒によtって起こるもの

  ・手当法 → 陰性、陽性ともに同じ手当法。梅肉エキスを熱湯で薄めて飲むのが一番よい。黒炒り玄米のスープを飲むの効果あり。梅干し一個、しょうゆ一~二滴、生姜おろし少々いれて熱い番茶を注いで飲むのも効果的。くず湯を飲む。

  ・半つき米飯、玄米もちの雑煮、玄米もち入り雑炊、にら又はねぎ入りみそ雑炊、半つき米すりごまむすびを一口100回位よく噛んで食べる。

  ・みそ汁(ねぎ、にら、とろろ芋など特に良い)、にらのお浸し、ゴマ豆腐、くず粉を使った料理などは特に良い

  ・白砂糖又は白砂糖入り菓子、ジュース、冷たい飲み物、冷蔵庫で冷やしすぎた冷たい物などよくないので注意すること

  ・腹痛におそわれたら → 番茶又は熱湯に梅干しと生姜おろし汁を少々いれ飲む。ごぼうの皮をむかないで、そのままおろし器(せとものやセラミックのものが良い)でおろし、しぼり汁を一日二、三回飲む。この場合、胃腸をゆでこんにゃく又は生姜湯で温湿布し、血行をよくする。生姜の粉末10gを酒で練り、布にのばしたものを臍(へそ)に貼っておく

 

 

 

⑤ 食欲について

  ・食欲減退 → 七倍の水で煮た玄米スープにうす塩をして飲ませる

  ・食欲異常 → 食べだしたらいくらでも入るというのは病的なので、一口を200回以上よく噛むこと。この種の病人は噛むことが非常に難しいので、よく噛む習慣をつけること。特にごまが薬で細胞に力をつけるので、ごまのふりかけをできるだけたくさんふりかけてよく噛むこと

 

 

 

今回はここまでです。また、他のを載せたいと思います。

 

 

 

 

「参考文献」

家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法  東城百合子 著

一慧の穀菜食 手当て法 大森一慧 著  大森英櫻 監修

#98 呼吸器系の病気の手当て①-風邪篇

こんばんは、はりきゅう速水です。

お昼ごろにお知らせした、手当て法を載せていきます。

今回は、「呼吸器系の病気に対する手当て法① 風邪篇」になります

※その前に、「#101手当てするにあたって」を読んでいただくとより分かりやすいです

主に、「 家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法 」から手当法のことを記載しています。ただ、これを必ずやればよいというわけではなく、まずは自分でできることを探してみてください。いきなり手当てや食べ物改善しようとしてもハードルが高く、挫折しやすいと思います(私は、この本を読んで、ためになるなぁと思いつつ、達成するのはむずかしいと思っています)

では、ここからです

 

 

① 風邪がひきやすくなる状態

  ・大食、過食、連食をして胃腸がくたびれると風邪に負けやすい

  ・気持ちがだれたり、くよくよしたりしているときに胃腸が弱っていると年中風邪をひきやすくなる

  → 間食をやめ、食事をよく噛み、ごはん(玄米なら◎)にすりごまをたっぷりかけて、腹八分(腹六分でも良い)にすると風邪がひきにくい

 

② 風邪のひきはじめの手当て法

  ・肝、腎、脾の手当て(こんにゃく湿布)をする

こんにゃく湿布

  ・色黒の人 → 就寝前に梅干しの黒焼きしょうゆ少々、熱い番茶を注いで飲む

  ・色白の人 → 熱い卵酒を飲む、一~二分熱湯につけた葱(ねぎ)のしぼり汁盃一杯もOK、熱い葱みそもよい

 

③ のどや体の節々が痛み、熱っぽい風邪の手当て法

  ・実証体質(体格がよい人) → りんごをおろして茶碗一杯位食べる

 

 

④ のどが痛むとき

  ・塩番茶でうがいをし、熱い雑炊を食べさせます。大根と油揚げ、または葱入りみそ雑炊を少し味を濃く仕立てます

  ・のどの痛みがひどいときは、からし湿布をします。

からし湿布の作り方(文章)

からし湿布の作り方(こんな感じ)

 

  

⑤ のどが腫れたとき

  ・芋パスターをガーゼに包み、のどに巻いておく。数時間そのまま。

芋パスター作り方

芋パスターの作り方(こんな感じ)

 

 

⑦ 風邪のため、声がかれたとき

  ・生のれんこんをおろしてふきんでしぼり、その汁を盃一杯に黒砂糖少々いれて飲む

 

 

⑧ せきが出て、こまるとき

  ・おおばこの種を煎じて飲む。また、おおばこと青じその葉の干したものときんかんを濃く煎じて飲むとよい

 

 

他にも、風邪症状に対しての手当て法はありますが、今回はここまで

 

 

 

「参考文献」

家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法  東城百合子 著

一慧の穀菜食 手当て法 大森一慧 著  大森英櫻 監修

#97 今日から新カテゴリ追加します

こんにちは、はりきゅう速水です

今日はお知らせをひとつ、夜にまたブログ更新したいと思います

 

カテゴリ欄に新規に「手当て法」を追加します

 

最近、患者さんからこんな知識もありますよと、いろいろ本を貸してくれました。皆さまありがとうございます。お灸教室の時に手当て法をすこし紹介しいていたのでさらにパワーアップして皆さんに紹介ですると思います

 

お借りした本、感謝

 

こんな症状のときはどうすれば?みたいな時があると思います。そういう時には、このブログから検索してみてくださいませ

#96 今日は菊の節句

こんばんは、ほろ酔いのはりきゅう速水です

 

今日はタイトル通り、菊の節句(せっく)です

菊の節句?

なんで?

って思いますよね

 

 

9月9日というのが、重陽の日(ちょうようのひ)と言います。

奇数は陽を表し、9という数字は最大いう意味があります。その9が二つ重なるので重陽(ちょうよう)と言います。

 

そして、9月9日というのが、旧暦では菊が咲く季節であることから、『菊の節句』と言われております🙂

 

 

私も知りませんでした(笑)

 

 

 

 

菊の節句は、日本酒に菊を浮かべて飲むという風習なんですが、菊が用意できませんでしたので、お酒を少々いただいております

 

 

節句は、1、3、5、7、9月の5つしかないので、こういうのを知ると平日でもたのしめますね😀

#95 いつもありがとうございます

おはようございます。9月になりましたね😄

 

 

少しずつですが、気温が涼しくなってきましたね😙気温の変化とともにに体調も変化しますので、不調にならない養生しましょう🙂

 

 

黄色い西瓜

 

石狩の患者さんからいただきました。黄色い西瓜😚😄😁

 

いつもありがとうございます

 

 

はな(犬)が狙ってますね(笑)

 

西瓜ほすぃ〜の眼

 

 

暑いときは瓜系をたべると、体を冷やす作用があるので、たべものの性質がわかると体調管理しやすくなりますよ😚😃😁

#94 こんなところに

おはようございます。北海道は本州ほどではないですがまだ暑いです😂

 

 

今日は珍しく午前をのんびりしております😚😆😁(バスケの筋肉痛がなかなかとれないのでこういう日は助かります)

 

 

おでかけしたら、こんなのを発見

サルノコシカケ

「サルノコシカケ」です

 

 

小さいころ、木の一部だと思っていましたが、これキノコの一種らしいです🙂

 

 

さらに、鍼灸師になってから知ったのが、これは別名『霊芝(れいし)』

これ、漢方の材料の一つなんです😁😆

 

『不老長寿の仙薬』として、重宝されていたみたいです。気血を補い、五臓を滋養する効果があります。近年の研究で、抗ガン作用もあることが分かり、ガン治療薬としても注目されている生薬です。

 

 

お猿さんがよく座るだけなのかなと思いきや、実は凄かった代物

注意点 ・・・ サルノコシカケを勝手に採取して生薬として使わないでください(そもそもアウトです)

 

 

身近なところに意外な発見があるかもしれませんよ😊😊😊

 

 

お、今度は

牛さんたち

牛さん!!

おやすみ中ですね😄😜休息も大事です

#93 今日は、はりきゅうの日

こんばんは、はりきゅう速水です

いつも朝一に車に乗ると、カーナビから『今日は○○の日です』と教えてくれるんですが、今日もふいにエンジンかけて『今日は、はりきゅうの日です』と教えてくれた時、その日のテンションは最高でした😘😙🤗

ついつい、患者さんにそのことを伝えながら張りきって仕事してました😂😆

はり

きゅう

——————————————————————————-

では、はりきゅうの文字や歴史について記載します

私は、いつもわかり易く『はりきゅう』って言ってますが、本来よく使われるのが、『鍼灸』です。ただ、この『鍼』は常用漢字ではなくて、かつ、もともと中国の古典、日本の古典に記載されているのは『針』が多いので『針灸』が正確だと思います。(針灸の歴史より)

針灸の歴史は古く、中国では紀元前256年(およそ2200年前)の馬王堆漢墓医書というのが発見されております。そこから張家山漢墓医書の発見、そして、うちら鍼灸師としてはバイブルになっている「黄帝内経」が発見され(紀元前202年)、そこで鍼灸体系が確立されたそうです

そこから日本に伝来したのは、562年(およそ1500年前)新撰姓氏緑、有名なものは984年の「医心方」ですかね

——————————————————————————-

中国は2200年、日本は1500年の針灸の歴史があるのは、これ以上にないほどの経験を、本に集約されているということです。

古典の通りにいくか、それともまた違った結果になってそれを後世に残せるかと研鑽するのは現在の鍼灸師の役目です

私は鍼灸師となってまだ5年ですが、『古典のこ』も知らず、まずは騙されたと思って、古典の通りに実践してましたが、ほぼ古典の通りというのが私の感想🤗🤗🤗

本当に感謝です、壁にぶつかっても古典で調べてみると、その問題点について書いてくれていたり、解決策も載っていたりします。

柳谷素霊先生(在校してた東洋鍼灸専門学校をつくった先生)はよく『古典に還れ』と言ってくれたそうです。在校中はこの意味がよくわかりませんでしたが、今となってはこの台詞はとても響きます🤩😍

1人で鍼灸師としてやっているからこそ、治療方針がぶれないために古典があると思うと心強いです。

はりきゅうは、とても奥深いので、こんな暑い時期でも元気になれるようになれますので、ご相談ください😀😀😀

——————————————————————————-

「参考文献」

東洋医学概論  公益社団法人東洋療法学校協会 編 教科書執筆小委員会 著

針灸の歴史 悠久の東洋医術 小曽戸洋 著

柳谷素霊のあゆみ 移動の日本社

#92 お知らせ(2021.8月版)

こんばんは、はりきゅう速水です。

8月のお知らせを記載します

①お休みについて

 8/14(土)の14:00~8/16(月)までは休みになりますのでご了承願います。

————————————————————————————–

②アンケート

 地元にて実施してた「お灸教室」、これを復活させようか迷い中です。

見切り発車で開催してもなぁと思うので、事前にアンケートを取ってみようかなと思います。

 A. 復活しなくてもいい

 B. 復活してほしい

 C. オンラインでやってほしい(できるかは不明ですが…)

 A.~C.からいずれかをコメント願います(対象はこのブログのコメント、Facebookのコメント、LINEのコメントなど)

以前やってた、お灸教室

②はおまけみたいなものです(笑)

#91 目病諸候 その35 目内有丁候

こんにちは、はりきゅう速水です。

8月になりましたね~。しかし、暑いですね。8月入っても暑いのが続くみたいなので体調管理には気をつけましょうね。おすすめは「暑い日でも熱い灸」

さて、今日は諸病源候論の目病諸候をのせます。

目内有丁候 です。毎度言葉だけでは……まずは読みましょう

<原文>

目肝之外候也、藏府熱盛、熱乘於府、氣衝於目、熱氣結聚、而目内變生状如丁也

< 書下し文、自分でやっているので間違いがあります >

目は肝の外候なり、臓腑熱盛んじて、熱腑に乗ぜれば、気目に衝き、熱気結聚して、目内に変じて状、丁の如ざるを生ずなり

<訳>

目は肝の外候である。臓腑の熱気が盛んとなり、熱が肝に乗じ、目に上衝して、熱気が目に結集して気血が凝滞することによって、黒睛上に釘状の陰翳を生じる。

<備考・考察>

目内有丁候 → 目の内に丁有るの候 となります。つまり、「丁」がどういうことか?がわからないと内容が入ってきませんね

訳を読むと、丁 → 釘状の陰影 のことを指します。 

現代の病に当てはめるとしたら、飛蚊症にあたるのかもしれませんね

「参考文献」

東洋医学概論  公益社団法人東洋療法学校協会 編 教科書執筆小委員会 著

講釈 諸病源候論 巣 元方 著  牟田 光一郎 訳